八方屋匠

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エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   スレイアさんの見解 03:01

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

 

ハリー 「…準備はいいね」

 

 

 

レイファー 「おうよ、いつでも始めてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「それでは、”ドキドキ掘り出し物一本勝負” を始めようじゃないか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ついに始まりましたね…。 いったいどうなるんでしょう」

 

 

 

ロジー 「始まったのはいいけど…。 大げさな名前のワリに、二人で見せ合うだけなのか」

 

 

 

ハリー 「ふふふ。 本当は大きな会場を貸し切りにしたかったが、予定があわなくてね。

 

     まずはボクの掘り出し物をお見せしよう…。

 

     さあ、とくとご覧あれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「なんだこりゃ、本か?

 

       遺跡で見つけた類のものじゃねえみたいだな」

 

 

 

ハリー 「古の時代の書物は実に価値が高い。 しかし、ボクたちはイマを生きている、そうは

 

     思わないかね?

 

     そこでボクは、そのイマを詳細に綴った本を後世に残そうと決意した。

 

     そしてこれが、このハリー・オルソンが、生まれ故郷フィルツベルグで過ごした半生を

 

     綴った個人史…その名も ”ハリー伝” ! これぞイマを生き写した崇高な文学だよ!」

 

 

 

エスカ 「ハリーさんの本、ですか。

 

     確かに珍しいのかな…」

 

 

 

レイファー 「…そいつはすげえ。 色んな意味で勝てる気がしねえぜ」

 

 

 

ハリー 「まさに切り札と云うやつだね。 少し大人げないことをしたとは思うが、ボクも負けたく

 

     はないのでね。

 

     さあ、レイファー君。 キミの掘り出し物は何かな?」

 

 

 

レイファー 「ふっ…、なんてな。

 

       自伝なんかで、今回の俺っちに勝てると思うなよ!

 

       俺の掘り出し物は…。 こいつだあ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「…ふむ。 ただの液体に見えるけど、これは何かな」

 

 

 

レイファー 「み、見りゃわかるだろ。 金属だよ」

 

 

 

ハリー 「ほ、ほほう。 なるほど、確かによく見ると金属みたいだね。

 

     うん、間違いなく金属だ。

 

     しかし、どうして金属がこのような状態になっているんだい?」

 

 

 

レイファー 「それはだな。 …ロジー、後は頼んだ」

 

 

 

ロジー 「しょうがないな…。 ちゃんと説明したのに」

 

 

 

エスカ 「確かに、どうしてこんなことになってるんですか?」

 

 

 

ロジー 「いや、これは素材の組み合わせ方がけっこう特殊なんだよ。

 

     今回は錬金釜で作ることが出来たけど、高度な器材を使えば、もっと濃度の高い

 

     ものも作れるはずだ。

 

     何に使えるのかはまだ思いつかないけど、特性としてはかなり珍しい部類だろ」

 

 

 

エスカ 「そ、そうかもしれないですけど。

 

     うう、よく分からないです…」

 

 

 

レイファー 「お、俺も何を言ってるのか全然わからねえ…」

 

 

 

ハリー 「た、確かに言われてみると珍しいものだね。 うーむ。 なるほど、素晴らしい…」

 

 

 

レイファー 「おお! 旦那はロジーが何を言ってるのか分かるのか?」

 

 

 

ハリー 「と、当然だとも。 やれやれ、レイファー君には、これがどれだけ学術的に貴重な

 

     ものであるのか分からないようだ。

 

     そして…、あー、これが後に与える影響もきっと大きいものになるんじゃないかな」

 

 

 

ロジー 「そうなんですよ。 レイファーには説明したんですけど、聞いてくれなくて…」

 

 

 

ハリー 「そ、そうだろう? 今回は、これを作りだしたロジーくんとエスカくんに敬意を表して、

 

     ボクの負けを素直に認めよう。

 

     だがね、次こそはキミたちに、真の学術的資料というものを見せてあげようじゃないか。

 

     楽しみにしておいてくれたまえ」

 

 

 

エスカ 「やったあ! よく分からないけど、わたしたちの勝ちみたいですよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「旦那が負けを認めただと…。 よく分からないけど、ちょっと感動だぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…なんでみんな分かってくれないんだ。 かなりすごい発見なのに。

 

     まあ、ハリーさんが価値を分かってくれただけ、良しとするか…」

 

 

 

('ω') ロジーだけの世界…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆遺跡

 

 

 

スレイア 「なるほど、これは興味深いわね…。

 

      おそらく、このアトリエが廃棄される前にはそれなりの騒ぎがあったはず…。

 

      なのに、この部分がそれほど荒らされた形跡がないわ。 一体なぜ…。

 

      危機が迫っていた? いや、もしかすると、彼らにとっては重要な物だった可能性

 

      も…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あのー、スレイアさーん。 まだかかりそうですか?」

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「設備そのものに重大な欠損は見当たらないわね。 今のアトリエと大きく違いは

 

      なさそうだけど。 何の設備だったのかしら…」

 

 

 

エスカ 「…聞いてないですね」

 

 

 

ロジー 「こうなることは予想できたろ。

 

     諦めて、しばらく付き合おう」

 

 

 

エスカ 「それもそうですね。 じゃあ、わたしたちもちゃんと調査しましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「うーむ、これは中々風情のある場所だね…」

 

 

 

エスカ 「あれ、ハリーさん。

 

     こんなところで何してるんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「やあ、キミたちか。 見ての通り、実地調査だよ。

 

     なにせボクは探究者だからね。

 

     ここに遺跡があると聞いてね。 本に記しておきたかったし、実物を確認したかった

 

     のさ」

 

 

 

ロジー 「それでわざわざこんな所まで…。 お疲れさまです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「ふむふむ…。この光景は以前にも見覚えがあるような、ないような…。

 

     そうか、分かったぞ! 

 

     ここは古代人たちの、日常生活の場であったに違いない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「あら、やっぱりわかる人にはわかるのね」

 

 

 

ハリー 「当然だとも。 この大きな建物に並ぶ無数の釜の跡を見れば、一目瞭然じゃないか。

 

     きっとここは、人々が料理をするための台所のようなものだったんだろうね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「えっ、そうなのか? アトリエ跡っぽいし、あれって錬金釜なんじゃ…」

 

 

 

スレイア 「…それは考えもしなかったわ。 確かに、ありえないこともないわね」

 

 

 

エスカ 「えええっ!?」

 

 

 

ハリー 「おそらくここは、人々の食生活の基盤となっていたんだろう。

 

     古代人は、ずいぶんと大食いだったようだね。

 

     これほどの量を食べるとは…。

 

     合せて、この施設の大きさ…。 おそらく、古代人の体型は、やや太り気味だったのでは

 

     ないかな」

 

 

 

エスカ 「そ、それってなんかやだなあ…」

 

 

 

スレイア 「なるほど。 一見無茶で無謀な誇大解釈だけど、確かにありえなくないわ…。

 

      その話、もう少し詳しく聞かせてもらえるかしら。

 

      ぜひ参考にしたいんだけど」

 

 

 

ハリー 「おおお、ここにも学問の徒がいたとは!

 

     いいとも。 それでは存分に語り合おうじゃないか」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…これは想像以上に長くなりそうだな」

 

 

 

エスカ 「うう、話し合いは帰ってからでも良いじゃないですか…。 

 

     調査だけにしましょうよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あ、暑いですね…。 こんな所、あんまり長く調査できませんよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ウィルベルの話じゃ、この辺りに火の王がいるはずなんだけど…」

 

 

 

火の精霊 「ブレイモノ! ココガ ワラワ ノ セイイキト ̪シッテノコトカ!」

 

 

 

ロジー 「な、なんだ!?」

 

 

 

エスカ 「ロジーさん、あそこです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火の精霊 「ユルサヌゾ ニンゲンメ!

 

      デテイカヌナラ モヤシツクシテ クレル!」

 

 

 

エスカ 「ひゃああ! 本当にすごく不機嫌ですよ、逃げましょう!」

 

 

 

ロジー 「落ち着いてくれ、火の王! いったい何があったんだ?」

 

 

 

火の精霊 「ワラワ ノ サイダンノ ヒヲウバイ イマサラ ナニヲ イウカアア!」

 

 

 

ロジー 「…祭壇? 祭壇に何かあるのか?」

 

 

 

エスカ 「あの、ひょっとしてこれのことじゃないですか?」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「それらしいものはこれしかないけど、そんなに変わった物には見えないぞ」

 

 

 

エスカ 「でも、中身がスカスカですよね。 これって、もしかして何か入ってたんじゃないですか?」

 

 

 

ロジー 「ああ、なるほど。 云われてみれば、確かにそんな感じがするな」

 

 

 

火の精霊 「イツマデ イルツモリダ!

 

      ワラワ ノ セイイキダゾ!

 

      デテイケ!」

 

 

 

エスカ 「…とにかく、考えるのは後です! 早く逃げましょう!」

 

 

 

ロジー 「そうだな、ここは一旦引いた方が良さそうだ」

 

 

('ω') うーん、さてどうするかな…犯人を見つけるのか、代わりの何かで済む話なのか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆広場

 

 

 

 

ロジー 「あ、スレイアさん。 この間の遺跡の調査の件ってどうなったんですか?」

 

 

 

スレイア 「ああ、とっくに資料にまとめたけど。

 

      それがどうかしたの?」

 

 

 

ロジー 「いえ、けっこう気になってたんですよ。

 

     その資料、そのうち俺にも見せてくれますか?

 

     調査の報告書をまとめようと思うんですけど、スレイアさんの意見も聞きたいと

 

     思ってたんで」

 

 

 

スレイア 「へえ、いい心がけね。 別にいいわよ。

 

      分からなかったら何でも聞いてちょうだい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「あの遺跡は、やはり古代のアトリエ跡に違いないと思うの。

 

      やはり、前時代では錬金術はもっと庶民の生活と密接に関わりのあるものだったんだわ。

 

      ここから考察するに…」

 

 

 

ロジー 「ま、待ってくださいよ。

 

     いきなりそんなに言われても、覚えきれませんって!」

 

 

 

スレイア 「…ああ、ごめんなさい。

 

      ちょっと熱がはいってしまったわ」

 

 

 

ロジー 「ははは、ちょっとわかりますよ。 専門分野の話をされると嬉しくなったりして」

 

 

 

スレイア 「あら、意外ね。 そんなところで同意されると思わなかったわ」

 

 

 

ロジー 「…そういえば、こういう調査って、普通は調査班を組んでやるものですよね」

 

 

 

スレイア 「そうね、普通は数人でやるわ。

 

      一人の人間が思いつくような推論には限りがあるもの」

 

 

 

ロジー 「でも、スレイアさんはいつも一人で調査しているじゃないですか。

 

     どこかの調査班には入らないんですか?

 

     同じような研究をやってる人たちも、それなりにいるはずですよね。

 

     どうしてわざわざ一人でこんなところに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「…別に入ってもいいけど、入りづらいわ。

 

      あまり自慢できることじゃないけど、中央の調査班には好かれてないから。

 

      それに、私のやり方に付いて行ってくれる学者なんて、そんなにいないし。

 

      他は専門外の人たちでも連れてきた方が、よほど有意義だと思う事だって

 

      あるわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「そんなものですかね…。

 

     普通は専門家がたくさんいた方が良いと思いますけど。

 

     ああ、でも前にハリーさんが来たときにも、話が無茶苦茶になってたな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「…そうね。 私たちはアトリエ跡だと思ってるあの遺跡、本当に台所だったことに

 

      されても不思議じゃないわ」

 

 

 

ロジー 「まさか…。 それ、本気ですか?」

 

 

 

スレイア 「もちろん冗談よ。 でも、学者が何人もいたら、あれが台所になるってことは当然

 

      あるわね。

 

      あんまりにも見当違いだと思った事だって、最終的にそれが正しいとされれば、勝手に

 

      正しいと言われるようになるわ」

 

 

 

ロジー 「そ、そういうものなんですか…?」

 

 

 

スレイア 「それが歴史よ。

 

      そういうものだわ。 大事なのはわかりやすさよ。

 

      今の常識が、もしかしたら学者一人の意見で明日には変わっていることもあるかもしれない

 

      じゃない。

 

      私たちはもっと、慎重にならなければいけないんだわ。

 

      学者の馴れ合いなんて、何も生みださないわよ」

 

 

 

ロジー 「そうですか。 そう考えると、けっこう責任重大な仕事なんだな…」

 

 

 

('ω') 歴史に関わる人たちって大変だよなあ

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
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