八方屋匠

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エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   魔法少女のショーが見れん 01:04

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆オフィス

 

 

 

 

マリオン 「みんな揃ってるわね。 それじゃ、定例会議を始めるわよ」

 

 

 

ロジー 「班長、良い機会なので、ひとつ聞きたいことがあるんですけど」

 

 

 

マリオン 「何かしら。 ロジー君は改まって、そういう風に聞いてくるのって珍しいわね」

 

 

 

エスカ 「あ、わたしも気になります。 どれくらい頑張ったら、マリオンさんみたいに大人の

 

     女性になれるんですか?」

 

 

 

マリオン 「そ、そんな持ち上げられても困るわよ。 恥ずかしいじゃない…。

 

      そうねえ、私もエスカちゃんくらいの歳に役人になってから、…10年以上はやってる

 

      ことになるのかしら」

 

 

 

エスカ 「えええ、10年かあ…。 やっぱりそれぐらい頑張らないとダメなんだ…」

 

 

 

ロジー 「エスカと同い年くらいに始めて、10年って事は…。

 

     …出世するのって、やっぱり大変なんだな。 俺には無理そうだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「ロジーくーん? お姉さんが、1つだけ人生に役立つ良いことを教えてあげるわ。

 

      女性の目の前で、年齢の計算をしない事。 そういうの、とっても失礼よ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「あ…。 す、すみません、そんなつもりは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「でも、やっぱりマリオンさんって大先輩なんですね。 わたし、尊敬します!」

 

 

 

マリオン 「…二人とも、他意がないのは分かるけどね、そういう話は傷付く人もいるから、

 

      あんまり話さない方がいいわよ」

 

 

 

エスカ 「えっ…。 な、なんでだろう、マリオンさんがいつもよりこわい…」

 

 

 

マリオン 「さて、前期の課題の達成率はどうかしら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「かなり頑張ってくれたみたいね。 おかげで発掘調査がかなりやりやすくなったみたいよ」

 

 

 

エスカ 「そうですか。 お役に立てたみたいで良かったです」

 

 

 

マリオン 「うんうん、心なしか、顔つきまでたくましくなってきた気がするわね。

 

      やっぱり役人たる者、遺跡調査の10や20は、どんどんこなしてくれないと」

 

 

 

ロジー 「そ、それは勘弁してほしいですね。 体がもちませんよ…」

 

 

 

エスカ 「課題もたくさんできたし、わたしもちょっとは成長したのかな…」

 

 

 

マリオン 「じゃあ、今期の課題を発表するわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆リンゴ園を救え☆

リンゴ園のファウルより、開発班に依頼が届いています。

 

詳しい話は本人から聞いてみましょう。

 

 

 

ロジー 「これは、ひょっとして…」

 

 

 

エスカ 「はい! お父さんから開発班に依頼だそうです」

 

 

 

マリオン 「どうも最近は、収穫量が少しずつ減っているみたいでね。 なんとかリンゴ園を活性化

 

      できないか、という話よ」

 

 

 

ロジー 「なるほど…。 目的はわかりやすいですけど、けっこう難しい仕事ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「よし、わたしもお仕事ができるようになったところを見せないと! 早速、お父さんと

 

     クローネに詳しい話を聞いてみましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「いつになく張り切ってるな、エスカ。 家族の頼みとなると当然か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「それもありますけど、ここでわたしたちが頑張れば、もっとリンゴがとれるように

 

     なりますよね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…食い意地が張ってるだけなんだな」

 

 

('ω') 残念

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

('ω') お、魔法使いいるじゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィルベル 「あー! 遅いよ、あんたたち! また魔法の手品ショーが終わった後じゃない」

 

 

 

ロジー 「お、なんだ、またやってたのか?」

 

 

 

エスカ 「すみません…。 いつやってるかとか、聞いてなかったですから…」

 

 

 

ウィルベル 「あ、そういえば言ってなかったわね。 ごめんごめん」

 

 

 

ロジー 「あのな…。 見せる気があるのかないのか、どっちなんだよ。

 

     一応見ておきたいんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「おう、また見れなかったのか? お前らも運がねえなあ」

 

 

 

ロジー 「ははは…。 そうみたいですね。

 

     次は確認してからくることにしますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「はっはっは! そりゃいい、そうしときな。 ありゃ見ないのは損ってもんだ。

 

      ってわけで、嬢ちゃん。 今日もごくろーさん。

 

      おかげさまで大繁盛だったぜ」

 

 

 

ウィルベル 「そうねえ。 まあ、あたしにかかればざっとこんなものよ」

 

 

 

デューク 「それでよ、ちとばかりお願いがあるんだが…。

 

      手品の種類を増やしてみてくれねえかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィルベル 「へ? 種類を増やすって…。 えっと、例えばどんな…」

 

 

 

デューク 「そうだな…。 箱に入って剣を突き立てまくってもケガをしないとか」

 

 

 

エスカ 「わあ、楽しそうですね! あとは分身したり、建物を消しちゃったり…」

 

 

 

デューク 「そうそう。 火だるまになっても平気とか。 そういう豪快なやつはどうだい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィルベル 「ええっ!? ムリムリ! そんなの絶対無理よ!」

 

 

 

デューク 「そうなのか? 手品じゃ結構よく聞く気がするんだけどな。

 

      何でもいいんだけどよ、どうせ他にも色々あんだろ? これっぽっちでネタ切れなんて

 

      言わねえよな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「いや、さすがにウィルベルにも出来ることとできない事が…」

 

 

 

ウィルベル 「と、当然よ! ほ、他にもその、おじさんたちが思いつかないようなすっごいことが

 

       できるんだから!」

 

 

 

デューク 「そうかそうか、そういうのは出し惜しみしなくていいんだぜ。

 

      次やる時は、もっとすげえのを頼むぞ! はっはっは!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「すごいですね、ウィルベルさん。 一体どんな魔法が使えるんですか?」

 

 

 

ウィルベル 「ど、どうしよう…。 もう完全にネタ切れなんだけど…」

 

 

 

エスカ 「えええ!? じゃ、じゃあ今のって嘘なんですか?」

 

 

 

ロジー 「そうだろうと思ったよ…。 これからどうするんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィルベル 「…修行してから出直しね。 あんなこと言って今更ネタ切れだなんて云えないし…。

 

       魔法の手品ショーは、今日をもって休業にするわ…」

 

 

 

エスカ 「そんなあ…。 うう、一度くらい見たかったのに…」

 

 

 

ウィルベル 「もうちょっと長く稼げると思ったんだけど…。 やっぱり、使える魔法をもっと増やさ

 

       なきゃダメね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆カトラの店

 

 

 

 

 

ハリー 「おお! なんと…これは素晴らしい!」

 

 

 

ロジー 「あれはハリーさんか? 何か盛り上がっているみたいだけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カトラ 「おー、ようやくそれに気付いてくれる人がいましたか!」

 

 

 

ハリー 「この美しい流線型の形状、そしてみた事もない紋様の装飾…。

 

     まさかこんな所に、これほど不思議なものが眠っているとは思わなかったよ!」

 

 

 

カトラ 「そうでしょうそうでしょう? こんなの見た事ないでしょう?

 

     最近遺跡から発掘されたそうなんですけど、一体何なんでしょうね」

 

 

 

ハリー 「うむ…。 ボクが見るに、これは…。 そう、まさにあれだよ。

 

     おそらく、古代人がお酒を飲むときに使った、グラスの一種に違いない!」

 

 

 

カトラ 「グラスって、この大きさなのにですか!? 花瓶かなんかだと思ってました…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「ふふふ、そう勘違いしてしまうのも分からなくはない。 だが、ボクのような識者から見れば、

 

     一目瞭然だね。

 

     きっと、古代人はお酒を深く愛していたのさ。 だから、これだけの大きさのグラスが必要

 

     だったのだろう」

 

 

 

カトラ 「な、なるほど…。 確かに、近所の親父さんもこれぐらい飲んでたかも…」

 

 

 

ハリー 「まあ、君のような子供には、まだ分からなくても仕方がないさ。

 

     広い見識と知性、そして豊かな心をもって見なければ、真実というものは見つからない

 

     ものなのだよ」

 

 

 

カトラ 「うわあ…、すごいです! やっぱり物知りな人って尊敬します!」

 

 

 

ハリー 「ありがとう。 しかし、ボクも広範囲に渡る学術的知見を持っているとはいえ、まだまだ

 

     勉強不足を感じる事はある。

 

     この店の存在がまさにそうさ。 これ程素晴らしいものを仕入れている店があるとは知らなか

 

     ったよ」

 

 

 

カトラ 「いやー、そうですか? えへへ、なんか照れちゃいますね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ふ、二人で何をやってるんですか…?」

 

 

 

カトラ 「あ、ロジーさん。 すごいですよ、この人! 色んなことを知ってて…」

 

 

 

ハリー 「なんと、君もこの店に通っていたのかい? 内緒にするなんて、水臭いじゃないか。

 

     ボクとしたことが、この店の存在に気付かずにいたなんて、恥ずかしい限りだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…そういえば、たまに珍しいものもあるし、この店って実はすごいのか?」

 

 

 

ハリー 「そうとも。 ここの品々は、どれも古代人の残した貴重な遺産の名残があるじゃないか。

 

     まあ、ボクほどの知識人でなければ、気付かずに通り過ぎてしまいそうだけどね」

 

 

 

ロジー 「は、はあ。 確かに、俺も気付かない事ばかりですけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カトラ 「もう、さっきから嬉しいこと言ってくれますね。 こうなったら大サービスしちゃいますよ」

 

 

 

ハリー 「そうかい? では、もう少し見させてもらおうかな。

 

     とりあえず、コレとコレは買うとして…」

 

 

 

カトラ 「まいどあり! ぜひぜひゆっくり見ていってくださいね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー (…このまま放っておいていいのか? 二人とも楽しそうだし、いいのか…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆リンゴ園

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファウル 「今年のリンゴの収穫量も、以前に比べるとまた少し落ちましたね…」

 

 

 

クローネ 「そうですね。 既に同じような相談を、他の農家からも受けています。

 

      やはり、状況改善のためにも、次の手を考えなければいけませんね」

 

 

 

ファウル 「うーん、参ったなあ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

('ω') こんにちはー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「お父さん、開発班で依頼を受けることになったよ」

 

 

 

ファウル 「おお、本当かい? ありがとう、エスカ」

 

 

 

クローネ 「依頼、とはどういうことでしょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファウル 「私の方で、開発班にリンゴ園の活性化に協力してもらうように頼んだんですよ」

 

 

 

クローネ 「なるほど、それは名案かもしれませんね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「収穫量が減ってるって、本当なんですか?

 

     あまり変わった様子はありませんけど」

 

 

 

クローネ 「はい、事実です。 少しずつではありますが、年々収穫量は減少しています」

 

 

 

ファウル 「我々も手を尽くしたんだけど、これ以上は案が浮かばなくてね。

 

      どうにかならないかな」

 

 

 

ロジー 「専門にやってる方より良い案なんて、俺たちに思い浮かぶとは思えませんが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ロジーさん、錬金術で作った道具とかで、何とかなりませんか?」

 

 

 

ロジー 「まあ、それぐらいしか思い浮かばないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローネ 「そうですね。 エスカたちが協力してくれるのであれば、利用できそうなものを

 

      考えてみましょう。

 

      使えそうなものをメモしておきますので、その用意が出来たら、ファウルに渡して

 

      おいてください。

 

      役人として、錬金術士として。 ちゃんと立派に働けているのか、私も確認しまし

 

      ょう」

 

 

 

ロジー 「分かりました。 試しに、こっちでも色々と作ってみます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ちょっと緊張してきたかも…。 で、でも、ちゃんとやってリンゴ園を良くしなきゃ!」

 

 

('ω') 頑張りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   リンカの手料理 02:55

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆オフィス

 

 

 

 

マリオン 「なるほど…。 この時期に珍しいと思ったら、そういうことだったのね…」

 

 

 

ロジー 「なにか考え事ですか、班長」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「ああ、二人とも。 ルシルちゃんはどう? ちゃんと仲良くしてあげてる?」

 

 

 

エスカ 「はい。 まだいろんなことが分からないみたいで、大変そうですけど」

 

 

 

マリオン 「そう、良かったわ。 私も仕事が立て込んでて、あんまり面倒が見られそうにないのよ。

 

      都会育ちみたいだし、不慣れなことも多いと思うの。 だから色々と教えてあげてね。

 

      大事な後輩なんだし」

 

 

 

エスカ 「任せてください、頑張ります!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「…二人には、色々と伏せておいた方がいいわよね。 うん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ん? 班長、今何か言いましたか?」

 

 

 

マリオン 「ああ、別に何でも…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「マリオンさん、お仕事終わりました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「あら、早かったわね。 お疲れ様。

 

      支給班への手続きって、けっこう面倒なはずだけど」

 

 

 

ルシル 「いえ、こういう細かいお仕事って好きですし、ホムンクルスさんともお話できますから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「そうか。 楽しむのもいいけど、仕事だって意識はちゃんと持っておくんだぞ」

 

 

 

ルシル 「あ…。 はい、気をつけます…」

 

 

 

マリオン 「まあまあ。 わざわざ言われなくても、ちゃんとわかってるわよ」

 

 

 

エスカ 「ルシルちゃん、仕事には慣れた? 困ったことがあったら、遠慮なく云ってね」

 

 

 

ルシル 「大丈夫です。 お仕事って楽しいですね! 私、感動しました!

 

     知らない事もまだまだいっぱいですし、やっぱり、働きに出てきてよかったなあ」

 

 

 

エスカ 「うんうん、分かるよ。 わたしも始めたばっかりの頃は、楽しくて仕方なかったなあ」

 

 

 

ルシル 「なんだかいいですよね。 一人前になってる感じで」

 

 

 

ロジー 「…俺にもそんな頃があったかもなあ」

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「あはは、ロジー先輩。 そんな言い方しちゃおじさんみたいですよ」

 

 

 

エスカ 「ロジーさんは、今のお仕事はあんまり楽しくないんですか…?」

 

 

 

ロジー 「あー…。 まあ、俺も楽しんでるよな…」

 

 

 

マリオン 「ふふっ、良いことじゃない。 やっぱり、お仕事は楽しんで出来るのが一番幸せよ」

 

 

('ω') 確かにそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆アトリエ

 

 

 

 

ロジー 「さてと、計画書もまとめたし、出してくるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あ、ロジーさん、終わりましたか?

 

     悪いんですけど、ちょっとこれ、手伝ってもらえませんか?」

 

 

 

ロジー 「ああ、別にいいぞ。 って、どうするかな。

 

     計画書もさっさと出してきたいけど、ソールさんの確認もあるし…」

 

 

 

☆ガチャ

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「失礼しまーす」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あ、ルシルちゃん。 どうしたの?」

 

 

 

ルシル 「調査報告のお仕事が片付いたので、こっちを手伝うように言われてきたんですけど」

 

 

 

ロジー 「そうか、丁度いいな。 ちょっとお使いを頼みたいんだけど、大丈夫か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「はい、なんでしょうか」

 

 

 

ロジー 「悪いけど、これをソールさんに渡してきてもらえないか? 手が離せないんだ」

 

 

 

エスカ 「あ、わたしの書類もマリオンさんに持って行ってもらっていいかな。 机の上にあるから」

 

 

 

ルシル 「大丈夫ですよ。 分かりました。 じゃあ、行ってきますね」

 

 

 

ロジー 「悪いな、よろしく頼む」

 

 

 

☆しばらくして

 

 

☆ガチャ

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「どうも、ロジーさん。 先日お願いした計画書を受け取りに来たんですが」

 

 

('ω') …え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「それだったらルシルが渡しに行ったはずですよ。 来てませんか?」

 

 

 

ソール 「ああ、確かにその子は来ましたけど、お願いしていたやつとは違うものを渡されまして」

 

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「調査内容のまとめのようでしたが、あれはマリオンさんが管理するものでは?」

 

 

 

エスカ 「ええっ! どうしてそれがソールさんのところにあるんですか?」

 

 

('ω') あいつ、やったな

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「戻りましたー」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「なあ、ルシル。 俺が頼んだやつが、ソールさんに届いてないみたいなんだけど…」

 

 

 

ルシル 「え? さっきちゃんと渡しましたよ?」

 

 

 

エスカ 「もしかして…。 わたしがマリオンさんに渡すように頼んだのと間違えたんじゃ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「ええっ、じゃあ今マリオンさんに渡したのって…。 か、確認してきます!」

 

 

 

ソール 「やれやれ、私も一緒に行きましょう。 そこで取り換えた方が早いですからね。

 

     こういうミスは、重大な損失を起こすこともあります。

 

     今後は渡す前に確認をするように」

 

 

 

ルシル 「す、すみません。 気をつけます…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…まあ、よくあるミスだよな」

 

 

 

エスカ 「ルシルちゃん、大丈夫かなあ。 わたしも何か間違えてないか確認しないと…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆発着場

 

 

 

 

アウィン 「やあ、二人とも。 この前は色々と手伝ってくれたのに、悪かったね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「だからあれほど、勝手に進めるのはやめておけっていったのに…」

 

 

 

エスカ 「結局、発着場の改造ってどうなっちゃったの?」

 

 

 

アウィン 「ソールがカンカンに怒っちゃってさ。 色々と説得したけど、中止になっちゃったんだ」

 

 

('ω') おま…

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「そっかあ、残念。 お兄ちゃんの計画が本当にできたら便利だったかもしれないのになあ」

 

 

 

ロジー 「まあ、確かにもったいなかったな。 でも、また機会はあるだろ。 元気出せって」

 

 

 

アウィン 「ありがとう二人とも。 そうだね、やっぱりいつかは改造は必要だし、また機会を

 

      探ってみるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「今度は怒られないように、ちゃんと手続きをしないとダメだよ、お兄ちゃん」

 

 

 

アウィン 「うん。 やっぱり、ちゃんと手続きをしないとダメだね。 さすがに反省したよ…。

 

      そうそう。 二人には手伝ってもらったのに、何もお礼ができてなかったね。

 

      計画も中止になったし、急いで集めた資材が結構あるんだ。 少し分けてあげるよ。

 

      二人の方が、資材も上手く活かせるんじゃないかな。 オレよりもしっかりしてるしね」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「お、それは嬉しいな。 でも、本当にもらっていいのか?」

 

 

 

アウィン 「ああ。 どっちにしろ、発着場に長く置いておいても邪魔になっちゃうからね。

 

      ヘイジマン班長の許可はもらってあるし、今度こそ誰にも文句は言われないよ」

 

 

 

エスカ 「ふーん…。 それじゃあ、使えそうなものはもらっちゃおうかな」

 

 

 

ロジー 「そうだな。 そういう事なら遠慮なく…」

 

 

 

('ω') もらったようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆オフィス

 

 

 

 

リンカ 「む…。 やはり難しい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「リンカさん、何かお困りですか?」

 

 

('ω') リンカ好きっす

 

 

 

 

 

 

 

 

リンカ 「先ほど作ったのですが、これを見ていただけますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「へえ、リンカさんも料理するんですね。 上手だと思いますよ」

 

 

 

リンカ 「…では、食べてみてください」

 

 

 

ロジー 「良いんですか? それじゃ、一口…。

 

     むしゃむしゃ…。 ん? なんだこれ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンカ 「どうでしょう。 単刀直入な感想が欲しいのですが」

 

 

 

ロジー 「…なんというか、口の中がジャリジャリする感じです。 作り方をどこかで間違えたん

 

     じゃないですか?」

 

 

 

リンカ 「やはりそうですか。 そこで間違えたのか、まったく見当がつきません」

 

 

 

ロジー 「なるほど。 …参ったな、俺もそんなに料理には詳しくないですからね。

 

     こういう時は、エスカに聞いてみるのが一番だと思うんですけど」

 

 

 

リンカ 「その手がありましたか。 では、後でエスカにも聞いてみましょう」

 

 

 

ロジー 「すみません、お役に立てなくて…。 これも班長の出した任務ですか?」

 

 

 

リンカ 「はい。 料理の仕方を勉強しているのですが、なかなか上達しないのです。

 

     どうにか、見た目はそれらしく作れるようになったのですが…」

 

 

 

ロジー 「料理か…。 上手く作れる人って、普通の人と何が違うんでしょうね。 分からないな…」

 

 

 

リンカ 「ええ、まったくです。 どうやら、自分には何か決定的に足りないものがあるようです。

 

     ほんの少しでも、それが分かれば…」

 

 

 

??? 「ほお、何だか知らないけど、俺っちの出番みたいだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…いや、誰も呼んでないけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「まあまあ、そう言うなって。 剣士ちゃん、そいつをちょっと一口くれよ」

 

 

 

リンカ 「構いませんが…。 あまりおススメできません。 おいしくはできませんでしたから…」

 

 

 

レイファー 「大丈夫だって。 気にしない気にしない。 じゃ、勝手に…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「…んむ、こりゃ…。 むしゃむしゃ…。

 

       …分かったぜ、剣士ちゃん。 剣士ちゃんの料理には決定的に足りないものがある」

 

 

 

リンカ 「ほ、本当ですか!? 教えてください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「そいつは…味付けだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…えっ? そこか!?」

 

 

 

リンカ 「それは…盲点でした。 確かに、しっかりと味付けをしようと思った事はありません」

 

 

('ω') えっ

 

 

 

レイファー 「だろ? ここで俺っちの大好きなオイルソースの出番だ。

 

       こいつをかければ、どんな料理だってウマくなるぜ?」

 

 

 

リンカ 「オイルソース…。それは便利ですね。 試してみましょう!

 

     なるほど、味付けさえ工夫すれば、たとえ失敗しても何とかなるはず…」

 

 

 

ロジー 「いや、これにオイルソースはちょっと…。

 

     (…って、もう聞いてないけど。 放っておいていいのか…?)」

 

 

 

 

 

 

 

…後

 

 

 

 

ロジー 「ん、アウィンじゃないか。 どうかしたのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「…あのさ、これってエスカが作ったのかな。 ここに置いてあったんだけど…」

 

 

 

ロジー 「さあ、心当たりはないな」

 

 

 

アウィン 「そうか…。 これは食べない方がいいよ。 見た目に騙されちゃだめだ…」

 

 

 

ロジー 「えっ? そうなのか? 普通の料理に見えるけど…。

 

     って、まさかつまみ食いしたのか? 班長に怒られても知らないぞ」

 

 

 

アウィン 「そうだね、するんじゃなかったよ…。

 

      とにかく、ちょっとどこかで横になってくる。 ううっ、気持ち悪い…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

('ω') ?

 

 

 

 

 

 

 

 

('ω') …まさか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンカ 「アウィンが来ていたのですか?」

 

 

 

ロジー 「ええ、何の用事だったのかも聞いていませんけど、また来るんじゃないですか?」

 

 

 

リンカ 「そうですか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンカ 「なっ! 誰ですか、そこの料理を勝手に食べたのは!」

 

 

 

ロジー 「あれはアウィンがつまみ食いを…。 って、もしかして、あれってリンカさんが作った

 

     んですか?」

 

 

 

リンカ 「…ええ、そうです。 以前、レイファーに教わった通りに、味付けを濃くしてみました。

 

     上手く出来たと思ったので、マリオンに食べてもらおうと思ったのですが…」

 

 

 

ロジー 「待ってください、リンカさん。

 

     その味付けって、本当に大丈夫なんですか?」

 

 

 

リンカ 「問題ないはずです。 調理場にあった調味料をすべて投入しましたから」

 

 

 

ロジー 「…調味料をすべて? それはかなり大変なことになってるんじゃ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンカ 「しかし、困りました。 そろそろ、マリオンが会議から帰ってきてしまいます。

 

     仕方ありません。 自分用に取っておいたものを、マリオンに進呈することにしましょう」

 

 

 

ロジー 「あの、本当に班長に食べてもらうつもりなんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンカ 「当然です。 マリオンに報告しなければ任務を完墜したとはいえません。

 

     何より、これまで自分はマリオンに世話になり続けています。 任務に関係なく、

 

     マリオンに感謝を示したい、そのように自分で判断しました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…リンカさん。 班長に食べてもらう前に、アウィンがつまみ食いをしたやつで、

 

     味見をしてみたらどうでしょうか。

 

     俺も料理は詳しくないですけど、味見はとても大事なことらしいです…」

 

 

 

リンカ 「味見…。 試した事はありませんが、”人に聞く前に自分で判断しろ” とは、まさに

 

     そのようなことを云うのですね。

 

     ありがとう、ロジー。 自分の判断が正しいかは分かりませんが、やってみます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…伝えるべきことは伝えた。 これでそのまま出てきたら諦めてくれ、班長…」

 

 

('ω') どうなったのかは分からない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   まったく、まったくですよ 03:57

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆カトラの店

 

 

 

カトラ 「あのー…。 すみません、お二人にお話が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ど、どうしたの? 元気ないけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カトラ 「この間の本を買ってください…。 値段を高くし過ぎたせいで、全然売れないんです」

 

 

 

エスカ 「あ、ああ…。 やっぱり…」

 

 

 

ロジー 「最初から普通に売ればいいんだよ。 で、いくらなんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カトラ 「えっと、精一杯値下げすると、こんな感じになります」

 

 

☆値段提示 「2000コール」

 

 

エスカ 「ずいぶん安くなったね。 これならどうにかなるかも」

 

 

 

ロジー 「…本当は、まだ値下げできるんじゃないだろうな」

 

 

 

カトラ 「勘弁してくださいよー。 誠心誠意の対応で、この値段なんです。 もう下げられ

 

     ませんって。

 

     それに、実はもうちょっと高い値段で買うって言ってくれてる人がいるんです」

 

 

 

エスカ 「そうなの? じゃあ、その人に売った方が儲かるんじゃ…」

 

 

 

カトラ 「そうですけど、やっぱり最初に必要だって言ってくれた人にお譲りしたいじゃないですか。

 

     だから、先約があるって言って、待ってもらってるんです。 これで売れなかったら、その

 

     人に売っちゃおうと思います」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「じゃあ、その値段で買うよ。 わざわざわたしたちに売ってくれてありがとね」

 

 

 

カトラ 「いえいえ、元はといえば私が悪いので。 お買い上げ、ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「普通の値段だったら、ちゃんと買ってうやるから。 これからは考えて値段をつけろよ」

 

 

 

カトラ 「あはは…、そうですね。 反省します…」

 

 

 

エスカ 「よし、じゃあさっそく読んでみようかな」

 

 

☆「表紙の破れた本」を手に入れました

 

 

('ω') お、これで作れるぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

 

コルランド 「邪魔するぞ」

 

 

 

デューク 「よう、じいさん。 この前の決着でもつけるかい?」

 

 

('ω') この二人すき

 

 

 

 

 

 

コルランド 「遠慮しておこう。 しばらく筋肉痛はコリゴリだ」

 

 

 

デューク 「はっはっは! 俺もひどかったぜ。 まあ、ゆっくりしておけよ」

 

 

 

コルランド 「うむ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「支部の方はどうだい、変わってねえか」

 

 

 

コルランド 「まあな、若い連中が無茶をする以外は普通だ」

 

 

 

デューク 「無茶するのは若者の特権だろ。 俺たちだって色々やっちまったぜ。 お互い様だよ」

 

 

 

コルランド 「そう…なんだろうな。 ふふふ…。

 

       店はどうだ? お前が料理を始めた頃は、下手くそでどうしようもなかったが」

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「おかげさまで、そこそこ繁盛してるよ」

 

 

 

コルランド 「ふっ、そうか。 何ならいつでも戻ってきていいんだぞ」

 

 

 

デューク 「よしてくれ。 あとは若い奴らに任せるよ」

 

 

 

コルランド 「そうか。 お前に若い連中を任せられるだけで、かなりラクになるんだが」

 

 

 

デューク 「おいおい、らしくねえな。 おだてたって酒代はチャラにはなんねえぞ」

 

 

 

コルランド 「…流石に、その手には乗らないか」

 

 

 

デューク 「へへっ、乗ってやるかよ。 まあなんだ、何かあったらいつでも言ってくれよ」

 

 

 

コルランド 「そうだな。 何かあったら、な」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「うおっ、また支部長が…」

 

 

 

エスカ 「け、ケンカはしてませんよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「よう、ひよっこども。 別にそんな年中ケンカしてるわけでもねえよ。

 

      今日はちっとばかりご機嫌なんだ。 好きなもの頼んでいいぜ、支部長のおごりだとよ」

 

 

 

コルランド 「おいおい、…まあいい。 二人とも、好きなものを頼め」

 

 

 

ロジー 「お、本当ですか? 本気にしますよ」

 

 

 

エスカ 「嬉しいですけど…。 えっと、いいんですか?」

 

 

 

コルランド 「そうだな。 その代わり、私たちの昔話に少し付き合ってもらおうか」

 

 

 

エスカ 「あ、それちょっと聞いてみたいです。 お二人はいつから知り合いなんですか?」

 

 

 

コルランド 「そうだな、話すと少し長くなるが…」

 

 

 

デューク 「まずは腹ごしらえからだな。 さあ、何を食うんだ、お二人さん」

 

 

 

ロジー 「そうですね。 それじゃ、何か軽いものをお願いします」

 

 

 

エスカ 「あっ、そういえば、新しい定食が追加されてましたよね。 食べてみたいです!」

 

 

 

コルランド 「なに、定食だと!? まったく、人の財布だと思って、少しは遠慮をだな…」

 

 

 

デューク 「はっはっは! 良いじゃねえか、若いってのはこういうことだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ソール

 

 

 

 

ソール 「…はて、今日はホムンクルスが来ませんね。 いつもだったら、お菓子の催促に

 

     来るのに。

 

     私も少し休憩して、ちょっと探してきますか。 彼らに限って、給料を欲しがらない

 

     はずはないんですが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「あ、ホムンクルスさん、こんにちは」

 

 

 

ホムンクルス 「こんにちは、ルシル。 なにかようか?」

 

 

 

ルシル 「休憩中だし、ちょっとお話しませんか? 色んなことがあったんですよ」

 

 

 

ホムンクルス 「はなし、いいぞ。 なんのはなしだ」

 

 

 

ルシル 「えっとですね…。 じゃあ、まずはこの前の調査の時の話をしようかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「うーむ、支給班の皆はどこに行ったんだか…」

 

 

 

ルシル 「そこで、アウィンさんがズババーン!って魔物を殴って…」

 

 

 

ホムンクルス 「すばばーん!」

 

 

 

ホムンクルス 「すごい、どうなったんだ」

 

 

 

ソール 「む…、あれは…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「で、最後にエスカ先輩とロジー先輩がドーンって倒して、先に進んだんですけど…」

 

 

 

ホムンクルス 「どうなる、どうなる」

 

 

 

ルシル 「…と、いうわけで続きは次回です。 私も仕事に戻らないと」

 

 

 

ホムンクルス 「えー」

 

 

 

ルシル 「またお話しましょうね、それじゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「仕事を放り出して何をやってるんだか…。 きゅうりょう、あるぞ。 こっちだ」

 

 

 

ホムンクルス 「きゅうりょう…。 それより、つづきだ!」

 

 

 

ホムンクルス 「きゅうりょう、あとでいい。 つづき、つづき!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ホムンクルス 「ルシル、まてー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ソールさん、この書類なんですけど…」

 

 

 

ソール 「ん、なんれすか?」

 

 

 

ロジー 「な、なんでそんなに一気にお菓子を食べてるんですか…」

 

 

 

ソール 「いえ、たくさんあったので」

 

 

 

エスカ 「あの、書類を…」

 

 

 

ソール 「あとにしてくらさい」

 

 

 

エスカ 「も、もしかして怒ってます?」

 

 

 

ソール 「おこってないれす」

 

 

 

エスカ 「やっぱり怒ってる…。 ど、どうしましょう…」

 

 

 

ロジー 「何があったのか知らないけど、落ち着くまでちょっと待った方がよさそうだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「まったく、私のお菓子の方がおいしいに決まってるじゃないですか…。

 

     それがあんな子どもみたいな子に…。 まったく、まったくですよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「ふう、もうちょっとで報告書が書き終わるし、ちょっと休憩しよっと…」

 

 

 

ホムンクルス 「こんにちは、ルシル。 きゅうけいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「あ、こんにちは。 ホムンクルスさんたちも休憩中ですか?」

 

 

 

ホムンクルス 「きゅうけい、まだある。 おはなししよう」

 

 

 

ルシル 「そうですねー。 今日は、なにをお話しましょうか」

 

 

 

ホムンクルス 「たのしいはなし、しよう。 なにかないか?」

 

 

 

ルシル 「楽しいお話かあ…。 うーん、何がいいかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「え、ルシルちゃん。 そんなところで何やってるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「休憩中のホムンクルスさんたちがよく遊びに来てくれるから、こうして話してるんです」

 

 

 

ロジー 「向こうの方から? それは珍しいな…」

 

 

 

ルシル 「ホムンクルスさんって、色んな子がいるから、話しててとっても楽しいですよ。

 

     先輩たちも、よかったらご一緒どうですか?」

 

 

 

ロジー 「お、俺は別にいいよ、任せる…」

 

 

 

エスカ 「ロジーさん、まだ苦手なんですか? こんなにかわいいのに…」

 

 

 

ルシル 「あんまり考えちゃうからよくないんですよ。 もっと気楽にお話したら良いんじゃないですか?

 

     伝えたいことだけ簡単に云ったら、ホムンクルスさんもわかってくれますよ」

 

 

 

ロジー 「それが難しいんだけどな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「でもすごいね、そんなにお話しできるなんて。 

 

     これからはルシルちゃんに、支給班への申請の書類とかをやってもらおうかな」

 

 

 

ルシル 「はい、任せてください! そういうのは得意です!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホムンクルス 「ルシル? はなし、まだか?」

 

 

 

ホムンクルス 「はなす、さきか? それとも、あとか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「あ、ごめんなさい。 えっと、何の話をしようとしてたんだっけ…」

 

 

 

ロジー 「…ホムンクルスと話してるのはいいけど、自分の仕事は終わったのか?」

 

 

 

ルシル 「ひゃあ! そういえば途中でした! えっと、ど、どうしましょう!?」

 

 

 

エスカ 「あはは…。 私たちが相手をしてるから、早く終わらせておいでよ」

 

 

 

ルシル 「うう…。 すみません、先輩…」

 

 

 

ロジー 「…俺もホムンクルスと話すのか。 何を話したらいいんだ…?」

 

 

('ω') ソールが来ると思ったら違ったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆発着場

 

 

 

 

アウィン 「うむむ…。 どうしようかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ひょっとして、ソールさんに打診してた発着場の話か?」

 

 

 

アウィン 「そう、それそれ。 どうやってソールに納得させようかと思ってさ」

 

 

 

ロジー 「…気持ちはわからなくもないけど、あの人を説得することなんてできるのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「いやいや、簡単に諦めちゃだめだよ。

 

      昔の人だって、諦めなかったからこそ、色んな形で技術を磨けたんだ。

 

      オレたちの生活の向上のためにも、絶対に納得させてみせるよ!」

 

 

 

ロジー 「そりゃ大層な話だな。 で、ソールさんをどうやって納得させるんだ?」

 

 

 

アウィン 「その方法に迷っててさ…。 あいつって、昔からあんな感じでさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「オレの云うことなんて全部、お金が無いから無理ですって突っぱねるんだよ。

 

      なんていうか、夢がないんだ! それって良くないと思わないかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…言いたいことはわかるけど、現実的な人なんだよ。 オレも金は大事だと思う」

 

 

 

アウィン 「うぐぐ…。 せめて、計画が現実的に見えるような何かがあったらなあ…」

 

 

 

ロジー 「そうだな、一目でどんなことをやるか分かるような、設計図を作るっていうのはどうだ?」

 

 

 

アウィン 「設計図? それってやっぱり必要かな」

 

 

 

ロジー 「単純に予算を用意してくれって言っても、納得できるとは思えないしな。

 

     設計図があったら、この部分だけはやってみようとかって話になるかもしれないだろ」

 

 

 

アウィン 「なるほど…。 それは全く考えなかったなあ…。

 

      よし、試しにちょっと簡単なものを作ってみよう。 ロジーにも色々聞いていいかな」

 

 

 

ロジー 「…まあ、ちょっとだけなら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「かなり形になったけど、滑車部分に使う材料の確保だけは必要かな。

 

      これだけ揃っていれば、ソールも納得すると思うんだよね」

 

 

 

ロジー「そうだな。 俺たちもそれぐらいは協力するよ」

 

 

 

アウィン 「本当かい? いやー、助かるよ。 じゃあ、ちょっと分けてもらおうかな。

 

      それにしても、なんだかんだ言いながらノリノリで協力してくれたよね。

 

      やっぱり、ロジーも改造とかって、実は好きだったりするでしょ」

 

 

 

ロジー 「…放っとけ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「これで大丈夫かな、ありがとう、助かったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「ロジーはやっぱり、錬金術士より整備士に向いてるんじゃない?」

 

 

 

ロジー 「…そんな事ないと思うけどな。 どうだ、これだけあれば問題ないだろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「うん、そうだね。 すぐにでも作業を始められそうだ。

 

      それじゃ、まずは基礎工事から…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「待て待て。 勝手に始めるなよ。

 

     ソールさんを説得するのが先だろ?」

 

 

 

アウィン 「うーん。 もう設計図もあるし、必要な材料も揃ったじゃないか。

 

      今から始めれば、早いうちに完成するって。 早く取り掛かろうよ!」

 

 

 

ロジー 「何言ってるんだ。 これはソールさんを納得させるための材料だって。

 

     あとは計画が承認されて、支部長が確認してくれればきっと…」

 

 

 

アウィン「それじゃいつ始められるかわからないし、途中でダメになっちゃうかもしれないよ。

 

     大丈夫大丈夫。 バレないように進めれば…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「あのな、それだと印象が悪くなるだけだろ。 頼むからちゃんとやってくれ。

 

     俺だって手伝ったんだから、無事に成功してほしいんだ」

 

 

 

アウィン 「しょうがないなあ、そこまで言うなら…」

 

 

 

ロジー 「ふう…。 じゃ、あとは頑張れよ。 応援してるから」

 

 

 

アウィン 「ええっ、せっかくだし最後まで一緒にやろうよ!

 

      これで発着場の改造が決まったら、ちゃんとした事業になって、ロジーの評価も

 

      上がるんじゃ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「別に評価されたくて手伝ったんじゃない。

 

     便利になるっていうから手伝ったんだ。 俺はそれを利用させてもらえるだけで十分

 

     だよ。 楽しみにしてるからな」

 

 

 

アウィン 「…はあ、ロジーが手伝ってくれると心強かったんだけどなあ」

 

 

 

ロジー 「ここまでやったらアウィンだけで大丈夫だって。

 

     ソールさんに評価が認められるといいな」

 

 

 

アウィン 「うーん…。 やっぱり基礎工事だけでも始めた方が、説得力があるんじゃ…」

 

 

('ω') 大丈夫かな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「そういえばソールさん、アウィンから何か話が来ていませんか?」

 

 

 

ソール 「アウィンから? いえ、まったく。

 

     何かありましたか?」

 

 

 

ロジー 「前に発着場の改造をやるって騒いでたじゃないですか。 あれから、俺もその設計図を

 

     作るのを手伝ったんですよ。

 

     おかしいな…。 まだ何か足らなかったか?」

 

 

 

ソール 「そうでしたか…。 ああいうのは困るんですが、あなたもけっこうお節介焼きですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「オレから頼んだんだ。 おかげでかなり助かったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「あれから考えたんだけど、やっぱり発着場の改造は必要だよ。 これを見てくれ

 

      ないかな」

 

 

 

ソール 「まったく、キミはそういうことを勝手に。 ですから、予算の都合上…」

 

 

 

アウィン 「出来る部分だけでもいいんだ。 とにかく何も言わずに見てくれって」

 

 

 

ソール 「はいはい、分かりましたよ。 どれどれ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「…ふむ。 なるほど。 …パッと見た感じでは、特に目立った問題もないですね…。

 

     …ほお。 …これは意外とマトモですね。 む…、話の筋は通っています」

 

 

 

アウィン 「本当かい? それなら予算も出るかな」

 

 

 

ソール 「いいでしょう。 まずは私の方でも計算してみますか。

 

     もしかすると、部分的に採用されるかもしれません。 今回は勝手に始めているという

 

     わけでもなさそうですしね。 たまには承認しますか」

 

 

 

アウィン 「え…、ああ! もちろん勝手になんて…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「いたいた! お兄ちゃん、大変だよ!」

 

 

 

アウィン 「うわあ、どうしたの!?」

 

 

 

エスカ 「発着場の改造してるところの、基礎の部分の滑車が外れたみたいで、すごいことに

 

     なってるの!

 

     ヘイジマン班長が何とかしてくれてるけど、どうしたら良いか分からないから、設

 

     計図を持ってきてくれって…」

 

 

 

('ω') おい

 

 

 

アウィン 「あちゃー…。 ちゃんと固定したつもりなんだけどな。

 

      待ってて、すぐに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「あー、もしもし? 今のは私の聞き違いですかね。 基礎部分がどうとか…」

 

 

 

ロジー 「アウィン、まさか勝手に…」

 

 

 

エスカ 「わわっ、ソールさん! あのその、これは…」

 

 

 

アウィン 「いや、これはワケを説明するとすごく長くなるんだけどさ!

 

      要するに、えっと…。 

 

      やっちゃった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソール 「…やはり申請を却下します」

 

 

 

アウィン 「えーっ! そんな、さっきと言ってることが違うじゃないかー!」

 

 

 

エスカ 「ううう…。 やっぱり内緒で進めるなんて無理だったんだよ…」

 

 

 

ロジー 「…隠れて何をやってたんだ?」

 

 

('ω') あああああ…やっちまったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   抜き打ち支部長 02:38

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回の続きから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字脱字します

 

  それでもご了承の方はお進みください

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆リンゴハウス

 

 

 

 

ニオ 「えへへー、けっこう上手にできたかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「お、なんか嬉しそうだな。 何かあったのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニオ 「はい! 収穫したばっかりのリンゴを分けてもらったから、ジャムを作ってみたんです。

 

    出来たてほかほかですから、さっそく食べてみようかなって」

 

 

 

エスカ 「へー、良いなあ。 わたしにも後で一口もらえるかな」

 

 

 

ニオ 「うん、いいよ。 ただ、もうパンが…」

 

 

 

ロジー 「これがそのジャムか、どれどれ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「もぐもぐ…。 おお、これは中々ウマイな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ニオ 「あー! 食べちゃったんですか、ロジーさん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「え? このままでもイケるぞ。 果実が結構しっかり残ってて、歯ざわりが良いのが

 

     なんとも…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニオ 「それ、残ってた最後のパンだったんです…」

 

 

 

エスカ 「ええっ、そうなの!?」

 

 

 

ロジー 「なっ…。 早く言ってくれよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「そんな…。 ダメじゃないですか、ロジーさん! 

 

     人の物を勝手に食べちゃ! 出来たてのジャムのほかほかは、冷めちゃったら

 

     戻ってこないんですよ!」

 

 

 

ロジー 「わ、悪い。 確かに軽率だった…」

 

 

 

ニオ 「いえ、いいんです…。 後でゆっくり食べますから…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ロジーさん。 ここはちゃんと責任を取るべきだと思いますよ?」

 

 

 

ロジー 「いや、悪いとは思ってるけどさ。 せ、責任って何だよ…」

 

 

 

ニオ 「…ううん、大丈夫だよ、エスカちゃん。 後でゆっくり食べるから…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…あーもう、分かった。 何でも言うこと聞くから、そんな目で見ないでくれ」

 

 

 

ニオ 「え? えっと…、それじゃあ、パンを買ってきてくれたら嬉しいですけど…」

 

 

 

ロジー 「パンだな、それだけでいいんだな。 すぐに買ってくるから待っててくれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「…冗談だったのに、本当に行っちゃった。 ど、どうしよう…」

 

 

 

ニオ 「あはは…。 でも、これで恨みっこなしだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

 

ウィルベル 「あら、あんたたち、来るのがちょーっと遅かったわね」

 

 

 

エスカ 「ウィルベルさんじゃないですか。 ここにいるなんて珍しいですね」

 

 

 

ロジー 「なんだ、店がやけに騒がしいな…」

 

 

 

ウィルベル 「そりゃ、盛り上がったからね。 もう少し早く来てれば、あたしの魔法の手品

 

       ショーが見れたのに」

 

 

 

エスカ 「魔法の手品ショー? なんだか楽しそう! どんなことをやってたんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「いやー、俺も嬢ちゃんにききたかったんだ。 ありゃ一体どんなタネがあるんだ?

 

      何もないところから火を出したり、ホウキに乗って浮いてみせたり、皿が空中で

 

      回転し続けたり…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「へえ、すごいな。 そんな手品もできるのか。 それはちょっと見たかったな」

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィルベル 「うーん。 そういうのは商売道具だから、あんまり教えられないのよね。

 

       そんなわけで、タネが見破られるまでは個々で時々手品ショーをやりたいんだけど

 

       いい? おじさん」

 

 

 

デューク 「おう、いいってことよ! ウチも客が盛り上がる出し物は大歓迎だ。

 

      今度からは、俺から小遣いくらい出してやるぜ。今日はメシでも奢ってやるよ」

 

 

 

ウィルベル 「おっ、ありがとね、おじさん! 太っ腹だね!」

 

 

 

デューク 「はっはっは! これからもよろしくな! 二人とも見に来いよ、すげえ手品だったぜ」

 

 

 

エスカ 「はい、機会があったら絶対に見に行きますね!」

 

 

 

ロジー 「良かったな、大好評じゃないか。 お前って魔法を使えるだけじゃないんだな」

 

 

 

ウィルベル 「ふふーん、まあ、本当は魔法なんだけどね」

 

 

 

ロジー 「えっ…。 なんだ、結局魔法なのかよ…」

 

 

 

ウィルベル 「そうに決まってるでしょ。 手品なんて小難しいこと、できるわけないじゃない。

 

       そんなのより、簡単な魔法を見せた方が驚かれるし、よっぽどお金になるわよ」

 

 

 

エスカ 「本当に魔法を使える方が、難しい気がするけどなあ…」

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あと、魔法なんだったら手品なんて嘘をついちゃだめですよ、ウィルベルさん」

 

 

 

ウィルベル 「やーねえ、人聞きの悪い。 あたしは嘘なんてついてないわよ。

 

       ちゃんと、魔法の手品ショーって言ってるじゃない。 ちょっと魔法で手品っぽいこと

 

       やってるだけよ」

 

 

 

エスカ 「な、なるほど。 魔法の、の部分が本当なんですね…」

 

 

 

ロジー 「頭が良いというか、ちゃっかりしてるというか…」

 

 

('ω') 世渡り上手的な…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆アトリエ

 

 

 

 

エスカ 「あっ、ロジーさん。 その辺り、あんまり散らかさないでください」

 

 

 

ロジー 「悪い悪い、後で片付けるよ」

 

 

 

エスカ 「まったくもう…。 支部長さんがいきなり来ても知りませんよ」

 

 

 

ロジー 「…そうだな。 確かにあの人の見周りは恐い」

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あれ? ロジーさんもうあっぱり怒られちゃいました?」

 

 

 

ロジー 「やっぱりって何だよ。 …ちょっとタイミングが悪かっただけだ」

 

 

 

エスカ 「ふふふ、でも良い人ですよね。 わざわざわたしたちの所まできて、色々聞いてくれたり…」

 

 

 

ロジー 「そうだな、偉い人ってのはいつもふんぞり返ってるもんだと思ってたよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「支部長さんって、昔は事務の仕事じゃなくて、魔物退治をしていたそうなんです。

 

     そこから出世して、支部長にまでなったそうですよ」

 

 

 

ロジー 「へえ、そうなのか。 どうりで目力があるというか…」

 

 

 

エスカ 「怒ってると恐いですよね…。 なんていうか、睨まれただけでびくってなっちゃって…」

 

 

 

 

 

 

 

 

コルランド 「…それはキミたちにやましい事があるからじゃないか?」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「し、支部長! いつの間に!?」

 

 

 

エスカ 「ご、ごめんなさい! 別に悪く言うつもりは…」

 

 

 

コルランド 「いや、構わんよ。 だがそうか、私は恐いか」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「いやいや、俺たちの話も聞いてくれて、頼りになるんですけど。

 

     ただその、実際はけっこう恐いというか…」

 

 

 

コルランド 「なに、人の上に立つ人間がバカにされていても格好がつかないだろう。

 

       つまり、私はキミたちのような若者に、恐がられているくらいがちょうどいいんだ」

 

 

 

エスカ 「は、はあ…。 そうなんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コルランド 「ただし、むやみに恐がられていれば、良いというものでもないぞ。

 

       人を叱られるだけ、自分自身も気を引き締めなければいけないからな。 でないと、

 

       しかるにも説得力が無くなる。 それもまた、難しいものだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「へえ…。 自分に厳しいんですね。 そういうの、すごいと思います」

 

 

 

エスカ 「叱る説得力かあ。 やっぱり、みんなのお手本になるって大変なんだろうなあ…」

 

 

 

コルランド 「私を褒めても何も出さんぞ。 ところで…ずいぶんと部屋が散らかっているようだな。

 

       以前にちゃんと注意したはずだが」

 

 

 

ロジー 「あ、まずい。 忘れてた…」

 

 

 

エスカ 「だ、だから片付けてくださいって言ったのに…」

 

 

 

コルランド 「お前たちの仕事場だろう。 さあ、今すぐ片付けるんだ!」

 

 

 

エスカ 「は、はい! すみません!」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「支部長も時々来るし、やっぱり片づけはこまめにしないとダメだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

コルランド 「ふっ…。 私も戻ったら、机の整理でもしておくか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆お仕事お仕事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「うわあ…。 なんだか不気味なところですね」

 

 

 

ルシル 「こここ、ここって何かいる気がしませんか?」

 

 

 

エスカ 「えええ…。 い、いるって何が…?」

 

 

 

ルシル 「ゆ、ゆうれいとか…」

 

 

 

エスカ 「ひゃああ! や、やめてよルシルちゃん! こわいこと言わないでー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…恐がってるところ悪いけど、さっさと奥に進むぞ」

 

 

 

エスカ 「ロジーさんは、その、恐くないんですか…?」

 

 

 

ロジー 「幽霊と言われても、ピント来ないんだよな。 いたらいたでイヤだけどさ。

 

     幽霊なんているわけない。 そうだろ?」

 

 

 

ルシル 「うう、そんなこと言われても…」

 

 

 

エスカ 「で、でもそうですよね。 幽霊なんてこわくない。 幽霊なんてこわくない…。

 

     よし、奥に進みましょう!」

 

 

 

ルシル 「わああ! エスカ先輩、置いていかないでくださーい!」

 

 

 

ロジー 「…さっさと進んだ方が、早く出られるしな。 こんな不気味なところ、俺だって

 

     長居したくないよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…結構奥深くまで来たな」

 

 

 

エスカ 「ひょっとして、進み過ぎましたか…?」

 

 

 

ロジー 「いや、調査するに越したことはないだろう。 とはいえ、何もないみたいだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「だ、だったら早く戻りましょうよ! ここ、なんだかすごく不気味ですし…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??? 「…だ…れ? わた…を、よ…る」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ひゃああ! 出たあああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「おおお落ち着け! 幽霊じゃない。 これは幽霊じゃない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??? 「ね…いの、とて…ねむ…、おやすみ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「な、なんだか頭の中に直接聞こえるような…」

 

 

 

ロジー 「誰だ、どこにいる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「くっ、な、なんだ!?」

 

 

 

エスカ 「な、何か近づいてきますよ! ひゃああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

☆戦闘開始

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆戦闘終了

 

 

ロジー 「ふう、こんなもんか。 帰って報告書にまとめよう」

 

 

('ω') これで課題はクリアかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆オフィス

 

 

 

 

エスカ 「あれ? マリオンさん、いないですね…」

 

 

 

ロジー 「また会議なんじゃないか? そのうち帰ってくるだろ」

 

 

☆ガチャ

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「失礼します。 マリオン班長はいますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あ、ミーチェくん。 マリオンさん、今は出かけちゃってるみたいなんだけど…」

 

 

 

ミーチェ 「そうですか…。 では、出直すことにします」

 

 

 

ロジー 「簡単な用事だったら俺たちが伝えておくけど、何の話だったんだ?」

 

 

 

ミーチェ 「一応確認をしたいのですが、マリオン班長はちゃんと休息をとっているでしょうか?」

 

 

 

エスカ 「えっ…。 いきなりどういうこと?」

 

 

 

ミーチェ 「どうもここ最近、マリオン班長の仕事場での泊まり込みの申請が日常化しているようで。

 

      申請内容がすべて正しいなら、マリオン班長はしばらく自宅に帰っていない事になって

 

      しまいます」

 

 

 

エスカ 「どうだろう…。 でも、確かにマリオンさんが帰ってるところなんて見た事ないなあ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「まさか、本当に帰ってないなんて事ないだろうな。 あの人ならありえそうだ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「あー、やっと会議が終わったわ。 まったく、結論の変わらない事をグダグダと…」

 

 

 

エスカ 「あ、お帰りなさい、マリオンさん」

 

 

 

マリオン 「ただいまー。 ってあら? あなたたち、どうかしたの?」

 

 

 

ミーチェ 「ああ、マリオン班長。 一つお聞きしたいことがあるのですが」

 

 

 

マリオン 「何かしら、ミーチェくん。 もしかして、監査関係の話?」

 

 

 

ミーチェ 「ええ。 あくまで確認ですけど、最近ちゃんとご帰宅されましたか?」

 

 

 

マリオン 「何言ってるの。 当り前じゃない。 一体どういうことなの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「手続き上では、班長はずっと仕事をしていることになってるみたいですよ」

 

 

 

ミーチェ 「やはり書類上のミスだったようですね。 後で修正をお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「あ…。 ごめんなさい、一時期は泊まり込み続きだったから、クセで申請書を出して

 

      たかも。 気をつけるわ」

 

 

 

エスカ 「はあ、びっくりした…。 マリオンさんのことだから、本当に帰ってないのかと思っちゃ

 

     いました」

 

 

 

マリオン 「そんなまさか…。 本当にそう見える?」

 

 

 

ロジー 「はい。 班長だったらありえるな、と」

 

 

 

ミーチェ 「ボクが言うのもおこがましいですが、班長は少し働きすぎなのではないでしょうか。

 

      仕事に一生懸命なのは尊敬しますが、そこまで仕事に追われる必要はないと思いますよ。

 

      班長はもう少し、ご自分のお時間を大切にされるべきだと思います」

 

 

 

マリオン 「こ、こんな子供に気を遣われるなんて…。 私、そんなに働いてるだけの女に見えるかしら」

 

 

 

エスカ 「というより、働いてないマリオンさんなんて見た事ないです…」

 

 

 

ミーチェ 「充実した仕事をするには、充実した私生活を送るべし」

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「先生に教わった事です。 この言葉を班長に捧げましょう」

 

 

 

マリオン 「うわ、なんかぐっと心が痛くなったわ…。

 

      たまには気分転換でもしようかしら…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「その方が良いですよ。 俺たちで良かったら協力しますから…」

 

 

('ω') 徹夜ってやりだすと時間がくるってくるもんな…

 

 

 

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   おっさんvsおっさん 03:16

 

 

 

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回の続きから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字脱字します

 

  それでもご了承の方はお進みください

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

☆市街

 

 

 

 

カトラ 「あのー、エスカさん、ロジーさん、お二人に耳寄りな情報があるんですよ」

 

 

 

ロジー 「なんだよ、耳寄りな情報って」

 

 

 

カトラ 「以前に話した、空を飛ぶ方法が書いてある本のことなんですけどね。

 

     お二人がどうしてもというのであれば、特別に値下げしようかと思いまして…」

 

 

 

エスカ 「それなら、もしかしたら買えるかも…。 いくらなの?」

 

 

 

カトラ 「このぐらいのお値段で、いかがですか?」

 

 

     ”値段表示 「50000コール」”

 

 

 

ロジー 「…当たり前だけど、かなり値下げしたな」

 

 

 

エスカ 「それでも、まだすごく高いですよね…。 どうしましょう?」

 

 

 

ロジー 「悪い、この値段じゃ払えないな」

 

 

 

 

 

 

 

カトラ 「う…。 そ、そうですか。 あの、やっぱりまだ高いですか?」

 

 

 

エスカ 「かなり高いよ…。 もうちょっと安くしないと、誰も買ってくれないんじゃないかな」

 

 

 

カトラ 「むう…。 騙そうったって、そうはいきませんからね。 とっても貴重な本なんですから!」

 

 

 

ロジー 「…どうせまた、値下げするだろうな。 もう少し様子を見てみるか」

 

 

 

エスカ 「カトラちゃんも、意地張ったりしなきゃいいのに…」

 

 

(-_-) 値下げ待つ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆オフィス 定例会議

 

 

 

 

マリオン 「皆揃ってるわね。 それじゃ、定例会議を始めるわよ」

 

 

 

エスカ 「開発版もメンバーが増えて、協力者さんも増えて、すごく賑やかになりましたね」

 

 

 

マリオン 「本当にね…。 ようやく開発版もそれらしく活動できるようになって、まずは一安心よ。

 

      あなた達が来るまでは、本当に大変だったのよ? 私一人で遺跡の調査に行ったり…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「班長が? ずいぶん危ないことをしますね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「あら、心外ね。 こう見えて私、あなたたちよりは強いと思うわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「そうなんですか。 ずっと書類のお仕事をしてるから、運動とかって苦手なのかと…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「正直、そのへんの魔物なんかより、よっぽどそっちのほうが強敵だわ。

 

      倒しても倒しても、減ってる感じがまったくないし…」

 

 

 

ロジー 「班長の仕事は多いデウsからね…。 その気持、わかりますよ」

 

 

 

マリオン 「さすがにデスクワークし過ぎかしら。 そろそろ体を動かさないと、鈍っちゃうわね」

 

 

 

エスカ 「そうですね。 ちゃんと運動してないと、太っちゃいますし…」

 

 

 

マリオン 「…そうね。 運動してないと、手遅れになりかねないわよね。 気をつけなきゃ…」

 

 

 

ロジー 「…そんなに気にするほどじゃないと思いますよ」

 

 

(-_-) 見えないところなんだよな

 

 

 

マリオン 「さて、前期の課題の達成率はどうかしら…。

 

      …水が涸れた原因はわからなかったけど、よくやってくれたんじゃないかしら。

 

      北の村の人達は移住することにしたみたいだし、今後は他の班が調査を続けるみたいよ」

 

 

 

エスカ 「うーん。 わたしたちにも、もっと何か出来たんじゃ…」

 

 

 

マリオン 「…そうやって手遅れにしないためにも、私達は調査をするのよ。 頑張りましょう」

 

 

 

ロジー 「…そうですね、がんばります」

 

 

 

マリオン 「それにしてもすごいわね、あなたたち。 あんなに大きな魔物を倒しちゃうなんて」

 

 

 

ロジー 「なかなか大変でしたけどね…。 無事に退治できてよかったです」

 

 

 

マリオン 「どうも、あの辺りの作物を荒らしたりしてたヤツだったみたいね。 本来の目的とは

 

      違うけど、お手柄よ」

 

 

 

エスカ 「そうなんですか。 そんなふうに役に立てるなんて思わなかったなあ」

 

 

 

マリオン 「じゃあ、今期の課題を発表するわよ」

 

 

 

 

 

 

☆スラグ墓所発掘調査

 多くのスラグによって発掘調査が難航しているスラグの墓所の調査を協力しましょう

 

 

 

ロジー 「遺跡ですか…。 今度はどんなところなんですか?」

 

 

 

マリオン 「かなりの数のスラグがいるところよ。 どうもスラグが多すぎて、発掘調査もぜんぜん

 

      順調じゃないみたい。

 

      だから、戦闘もできるウチの班も調査に協力してくれって話ね」

 

 

 

エスカ 「うーん、それじゃスラグも退治しないといけないのかな。 なんだか大変そうです…」

 

 

 

マリオン 「そうね。 情報によると、ものすごく大きなスラグも発見されたみたいだわ」

 

 

 

ロジー 「巨大スラグですか…。 厄介だな、そいつも退治したほうが良いですよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン 「一応、退治できるならやってほしいって要請も来てるけど、あなた達の安全を

 

      優先してね。

 

      まずは課題を着実にこなすこと。 巨大スラグのことは、その上でどうするか

 

      判断しなさい」

 

 

 

エスカ 「わかりました。 とにかく、どんどん調査を進めていきましょう」

 

 

(-_-) スラグねえ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

('ω') あ、ハリーさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「ちょっといいかな、ロジー君。 少し聞きたいことがあるんだが…」

 

 

 

ロジー 「どうしました、ハリーさん。 何かお困りですか?」

 

 

 

ハリー 「うむ。 ちょっと本の題材に困っていてね。 あともう少し、余談的なものがほしいんだ。

 

     良かったら、君の話を聞かせてもらえないかな? 聞くところによると、ここの出身では

 

     ないという話だが」

 

 

 

ロジー 「ええ。 かなり離れた都会の方で生まれて育ちましたね。

 

     だから、俺としてはこの辺りの方が新鮮で…。 俺の話なんて、どこでも聞けるようなこと

 

     ばっかりですよ」

 

 

 

ハリー 「なに、余談的なもので構わないさ。 変わった風習などがあったらいいんだが、何かない

 

     かね?」

 

 

 

ロジー 「そうだな…。 そういえば、この辺りって学校がないんですね。 まずそこに驚いたなあ」

 

 

 

ハリー 「学校? 何だろう、それは何かの施設かね?」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「確かに建物は学校って呼ばれてますけど。 学校、っていう制度のことですよ。

 

     子供はみんな学校に入って、勉強とかをする制度があったんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「なんと! 子供の頃から勉学をするというのかね?」

 

 

 

ロジー 「ええ。 そこで勉強したことを活かして、色んな職業に就くんですよ。

 

     俺もまあ、自分で言うのもなんですけど。 多少成績が良かったので、錬金術師に…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「学校…。 そうか、その手があったとは!」

 

 

 

ロジー 「ど、どうかしましたか、ハリーさん。 なんか俺、変なこと言いましたか?」

 

 

 

ハリー 「いや、その制度は盲点だったよ。 実はボクも勉学を広める制度を研究していたんだがね。

 

     実にいい着想を得られた。

 

     これまで、ボクの学術的発見があまりに世間で認知されなかったのも、おかしいと常々思っ

 

     ていたんだが…。

 

     学校で人々に学問の素晴らしさを教えることを伝えることが出来れば、ボクの先進性に理解

 

     を示す後進たちも増えることだろう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「はあ、今まで学校のなかった地域なら、導入してみるのもいいかもしれませんね」

 

 

 

ハリー 「これは我が故郷にも連絡したい。 しかし…。 故郷はあまりにも遠すぎる…。

 

     その話、是非とも詳しく聞かせてもらえないかね? それで一冊、新たに執筆しよう」

 

 

 

ロジー 「そ、それは別にいいですけど…。 その、”世界の秘境から” でしたっけ。 エスカが

 

     完成をずっと待ってますよ」

 

 

 

ハリー 「お、おお、なんということだ! 確かに、今はこちらが優先だが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「ただの挿話的に挟もうとした話で、まさか新たな本の着想を得てしまうとは…。

 

     我が才能ながら、実に悩ましい…。 果たしてどちらを執筆するべきか、うむむ…」

 

 

 

ロジー 「まずは書き途中のものを完成させてしまったらどうですか? 片方終わらせてからの方が、

 

     集中できると思いますよ」

 

 

 

ハリー 「まったくその通りだね…。 仕方がない、ここはロジー君の言う通り、今の本の執筆を

 

     終わらせよう。

 

     これ程世界には新しいことが隠されているとは…。 まだまだ冒険はやめられないね」

 

 

 

ロジー 「まさか学校の話でそんなに熱くなるとは…。

 

     地域によっては、珍しい話にもなるのか。 世界は広いな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆広場

 

 

 

('ω') なんでこんなところにいるんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「ふむ…。 また名簿が更新されていますね。

 

      しかし、この男はまだ捕まらないのか…。 手強い相手になりそうです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「どうした、ミーチェ。 難しい顔して」

 

 

 

ミーチェ 「中央から発行された指名手配犯の名簿が更新されていたので、確認をしていました」

 

 

 

エスカ 「指名手配犯って、犯罪者の話? なんだか恐いなあ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「大丈夫ですよ。 この街は治安がとてもいいので、心配するほどではないと思います。

 

      ただこの辺りまで中央から遠いと、そういった犯罪者が隠れ潜んでいたりもするので、

 

      念のため確認しているだけです」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「潜伏犯か、確かに辺境ならありえる話だな。 ミーチェはどいつが一番危ないと思う?」

 

 

 

ミーチェ 「そうですね…。 やはりこの男、キースグリフが一番危険人物でしょう」

 

 

 

エスカ 「ふむふむ。 銀髪に口ひげで、煙草を吸ってる人で…。 そんな人、見た事ないよ」

 

 

 

ミーチェ 「そうですか。 それは良かったです。 もしも彼がいたとすれば、大事ですからね」

 

 

 

エスカ 「へえ、そんなに危ない人なんだ…」

 

 

 

ミーチェ 「器物破損、遺跡の盗掘、果ては役人の業務妨害も行っています」

 

 

('ω') 殺人じゃないのか

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「長年指名手配されているにもかかわらず、まったく尻尾を見せない難しい相手です」

 

 

 

ロジー 「…そうやって並べると色々やってるけど、そこまで言うほど危ない奴なのか?」

 

 

 

ミーチェ 「ボクも詳しくは知りませんが、以前は錬金術に関わる重要な研究を任されていたそうです。

 

      人に危害を加えるようなことはほとんど行っていないとはいえ、用心するに越したことは

 

      ありません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「なるほど、錬金術士の犯罪者か。 それは確かに物騒な話だな」

 

 

 

エスカ 「勉強になるなあ。 わたしもちゃんと確認しておくね」

 

 

 

ミーチェ 「ええ。 何か分かったら、深追いせずに通報してください」

 

 

('ω') ロジーってオチは無いかな

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ん? よお、ニオ、お使いか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ニオ 「あ、はい。 ちょっとその辺りまで、薬草を取ってこようと思ったんです」

 

 

 

エスカ 「えっ、ニオさん一人で? 危なくないかな…」

 

 

 

ミーチェ 「この辺りは魔物が少ないとはいえ、一人であまり遠出をするのは控えた方が良いですよ。

 

      昨今では、指名手配犯が隠れ潜んでいるということも、ないわけではないですから」

 

 

 

ニオ 「そうなんですか、物騒だなあ。 教えてくれてありがとうございました」

 

 

 

ミーチェ 「いえいえ。 道中、お気をつけください」

 

 

 

ニオ 「はい! それじゃ、行ってきます!」

 

 

 

ミーチェ 「ああ云った人々の安全のためにも、ボク達監査官も頑張らないといけませんね」

 

 

 

エスカ 「指名手配犯まで追わないといけないなんて、ミーチェくんも大変だね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コルランド 「…」

 

 

 

デューク 「おう、いらっしゃ…って。 なんだよ、久しぶりじゃねえか」

 

 

 

コルランド 「たまには酒でも飲もうかと思ってな。 軽く一杯もらえるか」

 

 

 

デューク 「へえ、まだ日も高いのに、珍しいこともあるもんだ。 ちょっと待ってろよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「デュークさん、こんにちは。 …ってあれ、支部長さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「もしかして、酒を飲んでるんですか?」

 

 

 

コルランド 「私が酒を飲んでいてはおかしいか?」

 

 

 

ロジー 「いや、そんなことないですけど…」

 

 

 

エスカ 「でも、支部長さんがお酒を飲んでるのって、初めて見たから、ちょっと意外です」

 

 

 

コルランド 「そうか。 まあ、今はあまり飲まなくなったからな。 そう見えるのかもしれないが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「若い頃はそりゃもう飲みまくって、裸で大暴れしたよなあ、大将!」

 

 

 

コルランド 「なっ…! おいやめろ。 一体いつの話をしている」

 

 

 

デューク 「は? 俺たちが現役バリバリの頃は、よく朝まで騒いでたじゃねえか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ええっ! は、裸で朝まで…?」

 

 

 

ロジー 「…支部長にも、そんな時代があったんですね」

 

 

 

コルランド 「待て、誤解だ。 やりたくてやったんじゃない。 あれはこいつが無理矢理酒をつぐから…」

 

 

 

デューク 「それで、その勢いのまま女の子連れ込んで…」

 

 

 

 

 

 

 

 

コルランド 「…いい加減に黙ってもらおうか、デューク!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「おうおう、コルランドさんよ。 現役の頃はもうちょっと筋肉あったんじゃねえの…?」

 

 

 

コルランド 「私はまだ現役だ…! さっさと現場を退いたような奴には負けん…」

 

 

 

デューク 「じゃあ、デスクワークで萎んだか? そんなんじゃ昔みたいに押さえ込めねえぜ…」

 

 

 

コルランド 「お前こそ、膝が震えているんじゃないか? 筋肉バカにも老いは平等だな…」

 

 

 

デューク 「へっ、言ってくれるじゃねえか。 あんたと同い年だぜ、じいさん…!」

 

 

 

ロジー 「うわっ! ちょっと、ケンカはやめましょうよ!」

 

 

 

コルランド 「こいつが黙っていれば丸く収まるんだがな…」

 

 

 

デューク 「へへっ、偉くなるのも大変だねえ…。 昔の武勇伝すら自慢できねえとは…」

 

 

 

コルランド 「武勇伝だと? あんなの恥以外の何でもない。 お前もいい加減に、歳相応に落ち着いた

 

       らどうだ…」

 

 

 

デューク 「よく言うぜ。 俺からすりゃ、あんたも昔を変わんねえよ。

 

      俺の女癖が悪いとか文句言いながら奥さんがいるのに事務の女の子を口説いて…」

 

 

 

エスカ 「えーっ! ひ、ヒドイです支部長さん!」

 

 

 

コルランド 「あれは配属されたばかりの新人に、仕事を教えていただけだろう!

 

       お前が紛らわしいことを云ったせいで、あの時も妻がどれだけ暴れた事か…」

 

 

 

デューク 「あっれー? そうだっけ? 歳はとりたくねえなあ、はっはっは!」

 

 

 

コルランド 「ほう…。 どうやら私を本気で怒らせたいようだな」

 

 

 

エスカ 「わわわ、なんだか大変なことに…。 ロジーさん、二人を止めてください!」

 

 

 

ロジー 「俺が!? 無茶言うなよ、あんなのの間に入れるか!」

 

 

 

デューク 「実はもう本気なんだろ? 歳なんだからあんまり無理するなって、じいさん…!」

 

 

 

コルランド 「お前こそ、古傷が痛むなんて、みっともない言い訳はしてくれるなよ…!」

 

 

 

デューク 「んだとお…!」

 

 

 

 

 

 

 

コルランド 「ぐぬうううう…!」

 

 

 

エスカ 「だ、だからダメですって! 誰かー! 二人を止めてーー!」

 

 

('ω') おっさん同士のけんか、おもしろい

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
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