八方屋匠

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エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   スレイアさんの見解 03:01

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

 

ハリー 「…準備はいいね」

 

 

 

レイファー 「おうよ、いつでも始めてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「それでは、”ドキドキ掘り出し物一本勝負” を始めようじゃないか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ついに始まりましたね…。 いったいどうなるんでしょう」

 

 

 

ロジー 「始まったのはいいけど…。 大げさな名前のワリに、二人で見せ合うだけなのか」

 

 

 

ハリー 「ふふふ。 本当は大きな会場を貸し切りにしたかったが、予定があわなくてね。

 

     まずはボクの掘り出し物をお見せしよう…。

 

     さあ、とくとご覧あれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「なんだこりゃ、本か?

 

       遺跡で見つけた類のものじゃねえみたいだな」

 

 

 

ハリー 「古の時代の書物は実に価値が高い。 しかし、ボクたちはイマを生きている、そうは

 

     思わないかね?

 

     そこでボクは、そのイマを詳細に綴った本を後世に残そうと決意した。

 

     そしてこれが、このハリー・オルソンが、生まれ故郷フィルツベルグで過ごした半生を

 

     綴った個人史…その名も ”ハリー伝” ! これぞイマを生き写した崇高な文学だよ!」

 

 

 

エスカ 「ハリーさんの本、ですか。

 

     確かに珍しいのかな…」

 

 

 

レイファー 「…そいつはすげえ。 色んな意味で勝てる気がしねえぜ」

 

 

 

ハリー 「まさに切り札と云うやつだね。 少し大人げないことをしたとは思うが、ボクも負けたく

 

     はないのでね。

 

     さあ、レイファー君。 キミの掘り出し物は何かな?」

 

 

 

レイファー 「ふっ…、なんてな。

 

       自伝なんかで、今回の俺っちに勝てると思うなよ!

 

       俺の掘り出し物は…。 こいつだあ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「…ふむ。 ただの液体に見えるけど、これは何かな」

 

 

 

レイファー 「み、見りゃわかるだろ。 金属だよ」

 

 

 

ハリー 「ほ、ほほう。 なるほど、確かによく見ると金属みたいだね。

 

     うん、間違いなく金属だ。

 

     しかし、どうして金属がこのような状態になっているんだい?」

 

 

 

レイファー 「それはだな。 …ロジー、後は頼んだ」

 

 

 

ロジー 「しょうがないな…。 ちゃんと説明したのに」

 

 

 

エスカ 「確かに、どうしてこんなことになってるんですか?」

 

 

 

ロジー 「いや、これは素材の組み合わせ方がけっこう特殊なんだよ。

 

     今回は錬金釜で作ることが出来たけど、高度な器材を使えば、もっと濃度の高い

 

     ものも作れるはずだ。

 

     何に使えるのかはまだ思いつかないけど、特性としてはかなり珍しい部類だろ」

 

 

 

エスカ 「そ、そうかもしれないですけど。

 

     うう、よく分からないです…」

 

 

 

レイファー 「お、俺も何を言ってるのか全然わからねえ…」

 

 

 

ハリー 「た、確かに言われてみると珍しいものだね。 うーむ。 なるほど、素晴らしい…」

 

 

 

レイファー 「おお! 旦那はロジーが何を言ってるのか分かるのか?」

 

 

 

ハリー 「と、当然だとも。 やれやれ、レイファー君には、これがどれだけ学術的に貴重な

 

     ものであるのか分からないようだ。

 

     そして…、あー、これが後に与える影響もきっと大きいものになるんじゃないかな」

 

 

 

ロジー 「そうなんですよ。 レイファーには説明したんですけど、聞いてくれなくて…」

 

 

 

ハリー 「そ、そうだろう? 今回は、これを作りだしたロジーくんとエスカくんに敬意を表して、

 

     ボクの負けを素直に認めよう。

 

     だがね、次こそはキミたちに、真の学術的資料というものを見せてあげようじゃないか。

 

     楽しみにしておいてくれたまえ」

 

 

 

エスカ 「やったあ! よく分からないけど、わたしたちの勝ちみたいですよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「旦那が負けを認めただと…。 よく分からないけど、ちょっと感動だぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…なんでみんな分かってくれないんだ。 かなりすごい発見なのに。

 

     まあ、ハリーさんが価値を分かってくれただけ、良しとするか…」

 

 

 

('ω') ロジーだけの世界…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆遺跡

 

 

 

スレイア 「なるほど、これは興味深いわね…。

 

      おそらく、このアトリエが廃棄される前にはそれなりの騒ぎがあったはず…。

 

      なのに、この部分がそれほど荒らされた形跡がないわ。 一体なぜ…。

 

      危機が迫っていた? いや、もしかすると、彼らにとっては重要な物だった可能性

 

      も…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あのー、スレイアさーん。 まだかかりそうですか?」

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「設備そのものに重大な欠損は見当たらないわね。 今のアトリエと大きく違いは

 

      なさそうだけど。 何の設備だったのかしら…」

 

 

 

エスカ 「…聞いてないですね」

 

 

 

ロジー 「こうなることは予想できたろ。

 

     諦めて、しばらく付き合おう」

 

 

 

エスカ 「それもそうですね。 じゃあ、わたしたちもちゃんと調査しましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「うーむ、これは中々風情のある場所だね…」

 

 

 

エスカ 「あれ、ハリーさん。

 

     こんなところで何してるんですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「やあ、キミたちか。 見ての通り、実地調査だよ。

 

     なにせボクは探究者だからね。

 

     ここに遺跡があると聞いてね。 本に記しておきたかったし、実物を確認したかった

 

     のさ」

 

 

 

ロジー 「それでわざわざこんな所まで…。 お疲れさまです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「ふむふむ…。この光景は以前にも見覚えがあるような、ないような…。

 

     そうか、分かったぞ! 

 

     ここは古代人たちの、日常生活の場であったに違いない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「あら、やっぱりわかる人にはわかるのね」

 

 

 

ハリー 「当然だとも。 この大きな建物に並ぶ無数の釜の跡を見れば、一目瞭然じゃないか。

 

     きっとここは、人々が料理をするための台所のようなものだったんだろうね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「えっ、そうなのか? アトリエ跡っぽいし、あれって錬金釜なんじゃ…」

 

 

 

スレイア 「…それは考えもしなかったわ。 確かに、ありえないこともないわね」

 

 

 

エスカ 「えええっ!?」

 

 

 

ハリー 「おそらくここは、人々の食生活の基盤となっていたんだろう。

 

     古代人は、ずいぶんと大食いだったようだね。

 

     これほどの量を食べるとは…。

 

     合せて、この施設の大きさ…。 おそらく、古代人の体型は、やや太り気味だったのでは

 

     ないかな」

 

 

 

エスカ 「そ、それってなんかやだなあ…」

 

 

 

スレイア 「なるほど。 一見無茶で無謀な誇大解釈だけど、確かにありえなくないわ…。

 

      その話、もう少し詳しく聞かせてもらえるかしら。

 

      ぜひ参考にしたいんだけど」

 

 

 

ハリー 「おおお、ここにも学問の徒がいたとは!

 

     いいとも。 それでは存分に語り合おうじゃないか」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…これは想像以上に長くなりそうだな」

 

 

 

エスカ 「うう、話し合いは帰ってからでも良いじゃないですか…。 

 

     調査だけにしましょうよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あ、暑いですね…。 こんな所、あんまり長く調査できませんよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ウィルベルの話じゃ、この辺りに火の王がいるはずなんだけど…」

 

 

 

火の精霊 「ブレイモノ! ココガ ワラワ ノ セイイキト ̪シッテノコトカ!」

 

 

 

ロジー 「な、なんだ!?」

 

 

 

エスカ 「ロジーさん、あそこです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火の精霊 「ユルサヌゾ ニンゲンメ!

 

      デテイカヌナラ モヤシツクシテ クレル!」

 

 

 

エスカ 「ひゃああ! 本当にすごく不機嫌ですよ、逃げましょう!」

 

 

 

ロジー 「落ち着いてくれ、火の王! いったい何があったんだ?」

 

 

 

火の精霊 「ワラワ ノ サイダンノ ヒヲウバイ イマサラ ナニヲ イウカアア!」

 

 

 

ロジー 「…祭壇? 祭壇に何かあるのか?」

 

 

 

エスカ 「あの、ひょっとしてこれのことじゃないですか?」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「それらしいものはこれしかないけど、そんなに変わった物には見えないぞ」

 

 

 

エスカ 「でも、中身がスカスカですよね。 これって、もしかして何か入ってたんじゃないですか?」

 

 

 

ロジー 「ああ、なるほど。 云われてみれば、確かにそんな感じがするな」

 

 

 

火の精霊 「イツマデ イルツモリダ!

 

      ワラワ ノ セイイキダゾ!

 

      デテイケ!」

 

 

 

エスカ 「…とにかく、考えるのは後です! 早く逃げましょう!」

 

 

 

ロジー 「そうだな、ここは一旦引いた方が良さそうだ」

 

 

('ω') うーん、さてどうするかな…犯人を見つけるのか、代わりの何かで済む話なのか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆広場

 

 

 

 

ロジー 「あ、スレイアさん。 この間の遺跡の調査の件ってどうなったんですか?」

 

 

 

スレイア 「ああ、とっくに資料にまとめたけど。

 

      それがどうかしたの?」

 

 

 

ロジー 「いえ、けっこう気になってたんですよ。

 

     その資料、そのうち俺にも見せてくれますか?

 

     調査の報告書をまとめようと思うんですけど、スレイアさんの意見も聞きたいと

 

     思ってたんで」

 

 

 

スレイア 「へえ、いい心がけね。 別にいいわよ。

 

      分からなかったら何でも聞いてちょうだい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「あの遺跡は、やはり古代のアトリエ跡に違いないと思うの。

 

      やはり、前時代では錬金術はもっと庶民の生活と密接に関わりのあるものだったんだわ。

 

      ここから考察するに…」

 

 

 

ロジー 「ま、待ってくださいよ。

 

     いきなりそんなに言われても、覚えきれませんって!」

 

 

 

スレイア 「…ああ、ごめんなさい。

 

      ちょっと熱がはいってしまったわ」

 

 

 

ロジー 「ははは、ちょっとわかりますよ。 専門分野の話をされると嬉しくなったりして」

 

 

 

スレイア 「あら、意外ね。 そんなところで同意されると思わなかったわ」

 

 

 

ロジー 「…そういえば、こういう調査って、普通は調査班を組んでやるものですよね」

 

 

 

スレイア 「そうね、普通は数人でやるわ。

 

      一人の人間が思いつくような推論には限りがあるもの」

 

 

 

ロジー 「でも、スレイアさんはいつも一人で調査しているじゃないですか。

 

     どこかの調査班には入らないんですか?

 

     同じような研究をやってる人たちも、それなりにいるはずですよね。

 

     どうしてわざわざ一人でこんなところに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「…別に入ってもいいけど、入りづらいわ。

 

      あまり自慢できることじゃないけど、中央の調査班には好かれてないから。

 

      それに、私のやり方に付いて行ってくれる学者なんて、そんなにいないし。

 

      他は専門外の人たちでも連れてきた方が、よほど有意義だと思う事だって

 

      あるわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「そんなものですかね…。

 

     普通は専門家がたくさんいた方が良いと思いますけど。

 

     ああ、でも前にハリーさんが来たときにも、話が無茶苦茶になってたな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「…そうね。 私たちはアトリエ跡だと思ってるあの遺跡、本当に台所だったことに

 

      されても不思議じゃないわ」

 

 

 

ロジー 「まさか…。 それ、本気ですか?」

 

 

 

スレイア 「もちろん冗談よ。 でも、学者が何人もいたら、あれが台所になるってことは当然

 

      あるわね。

 

      あんまりにも見当違いだと思った事だって、最終的にそれが正しいとされれば、勝手に

 

      正しいと言われるようになるわ」

 

 

 

ロジー 「そ、そういうものなんですか…?」

 

 

 

スレイア 「それが歴史よ。

 

      そういうものだわ。 大事なのはわかりやすさよ。

 

      今の常識が、もしかしたら学者一人の意見で明日には変わっていることもあるかもしれない

 

      じゃない。

 

      私たちはもっと、慎重にならなければいけないんだわ。

 

      学者の馴れ合いなんて、何も生みださないわよ」

 

 

 

ロジー 「そうですか。 そう考えると、けっこう責任重大な仕事なんだな…」

 

 

 

('ω') 歴史に関わる人たちって大変だよなあ

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   お兄ちゃんとお兄さん 03:08

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

☆ロジー目線

 

 

 

 

ロジー 「…それにしても、ここはのどかな街だな。

 

     中央にいた頃は忙しくて、いつも篭ってたから、こうしているのもなんか不思議だ…。

 

     ああ、そうだ。 そういえばアウィンに聞きたいことがあったんだっけ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…どうせ気球のところにいるだろうし、のんびり行くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

('ω') スレイア発見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

('ω') いたいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「よっ、ロジー。 丁度いいところに来たな」

 

 

 

ロジー 「なんだよ、ニヤニヤして…。 変な話だったら帰るぞ」

 

 

 

レイファー 「いやいや、前にハリーの旦那との勝負で何を出すかって話になったろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ああ、掘り出しものの話か…。 そういえば、結局どうするつもりなんだ?」

 

 

 

レイファー 「前に俺が遺跡で見つけた本があってよ、そいつを出そうかと思ったんだが…」

 

 

 

ロジー 「本なんて持ってたのか、良いんじゃないか?

 

     あの人、そういうの好きそうだし」

 

 

 

レイファー 「俺っちにはチンプンカンプンだったけどよ、なんか錬金術に関係ある本らしいぜ。

 

       これがその本だ。 古代語で書いてあるらしい。

 

       けど、ロジーなら読めるだろ?」

 

 

 

ロジー 「なになに…。 特殊金属元素の濃縮、液体化に成功…、手順として…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「へえ、確かに錬金術の本だな。 それに始めてみる内容だ」

 

 

 

レイファー 「やっぱりそうか。 全然買い手がつかなかったから、持ってたまま忘れてたんだけどよ。

 

       このままじゃ荷物になるだけだし、条件によっては、その本をタダでロジーにやらない

 

       こともない」

 

 

 

ロジー 「…回りくどいな。 条件って何だよ」

 

 

 

レイファー 「物は相談なんだが…。 この本に書いてあることで、何か変な物を作れねえかな。

 

       そしたら、そいつをハリーの旦那との勝負で使ってみようと思うんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「ロジーは本が手に入る、俺っちは賭けに勝つ。

 

       な、利害の一致ってやつだ」

 

 

 

ロジー 「そんなものでいいのか?

 

     てっきり遺物でも探しに行かされるんだと思ってたけど」

 

 

 

レイファー 「いやいや、とにかく珍しいものだったらいいよ。

 

       錬金術で作られたんだったら、それだけでも掘り出し物さ。

 

       で、どうだ。 引き受けてくれるかい?」

 

 

 

ロジー 「確かに、ちょっと気になる内容だしな…。

 

     でも、そんなにすごいものが作れるか、まだ分からないぞ」

 

 

 

レイファー 「いいや、この本は内容こそが珍しいんだって俺っちの勘が言ってる。

 

       それにロジーなら、きっと面白いものを考えてくれるに違いねえ」

 

 

 

ロジー 「…わかったよ。 その話に乗ろう」

 

 

 

レイファー 「そうこなくっちゃ! じゃあ、どんなものを作ってくるかはロジーに任せたぜ。

 

       とにかく面白いもの、期待してるぜ。

 

       こりゃ、もしかしたら旦那に勝てるかもしれねえぞ!」

 

 

 

ロジー 「そうだな…。 エスカにも色々と協力してもらうか」

 

 

 

('ω') と、いうわけで作るのは…

 

 

 

 

 

 

('ω') これ。

 

    ”流れ動く金属”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「レイファー、頼まれてたものが出来たぞ。 これでどうだ?」

 

 

 

レイファー 「おっ、さすがだぜ相棒。 どれどれ…。

 

       …こいつは一体何だ? ただの水にしか見えないんだが」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「そう見えるかもしれないけど、これは金属なんだよ。 液状化してる金属だ」

 

 

 

レイファー 「へ? どう見たって水だよなあ…」

 

 

 

ロジー 「正しく言えば、金属の成分を含んでいる水だな。

 

     危険だから、絶対に飲まないようにしてくれ」

 

 

 

レイファー 「お、おう。 さすがにそんなの飲んだら、俺っちの腹でも耐えられない気がするぜ。

 

       でも、そいつはアレだ、珍しいものなのか?

 

       錬金術士にとっちゃ、普通に手に入るものだったりしないのかねえ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「何言ってるんだよ。 なかなかすごいことだぞ。

 

     こんな理論、初めて聞いたよ。

 

     例えば、液体のこれを固めようとしても、完全には固まりきらないから、ずごく柔らかい

 

     金属が作れたりもするんだ。 上手く使えるようになったら、錬金術の利用方法に、まっ

 

     たく新しい道が開けるかもしれないだろ?」

 

 

 

 

レイファー 「はあ…。 まあ、珍しいものならどうでもいいんだけどよ…。

 

       ロジーってよ、もしかしてハリーの旦那に似てるんじゃないか?」

 

 

 

ロジー 「ハリーさんと? 俺は掘り出し物とかにはあまり興味ないけど…」

 

 

 

レイファー 「いや、そうやって俺たちの分からないところで盛り上がったりさ。

 

       なんつーか、こう…。 お前さんもけっこう変わってるよな」

 

 

 

ロジー 「いや、錬金術を学んでる人間だったら誰だってすごいと思うよ」

 

 

 

レイファー 「あー、なるほどね。 納得した。

 

       錬金術士の方が、旦那みたいな変人ばっかりなんだな」

 

 

 

ロジー 「どうしてそうなるんだよ。 あんたが無理解なだけだろ」

 

 

 

レイファー 「いやな、言いたいことはわかるんだが…。

 

       俺達凡人にはモノの価値ってのがどうもね、分からねえんだよ。

 

       で、そういうにの価値をつけられるのは、やっぱり頭のいい変人ばっかりなんだなと

 

       思うわけ」

 

 

 

ロジー 「…それは褒められてるのか? なんかすごく失礼なことを云われているだけな気が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「褒めてる褒めてる、ロジーは賢いなあ!

 

       俺っちには真似できねえぜ!

 

       ってわけだから、こいつをハリーの旦那との勝負に使わせてもらうぜ! ありがとよ!」

 

 

 

ロジー 「本当に分かってるのか? まったく…」

 

 

 

('ω') 変人ロジー…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「こんな所に遺跡があったんですか…」

 

 

 

ロジー 「しかしよく見つかったな。 こんな所まで来る奴なんてほとんどいないだろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「そうですね、奥に何があるんだろう…。 ワクワクしてきました!」

 

 

 

ロジー 「おいおい、スレイアさんみたいなこと言わないでくれ」

 

 

 

エスカ 「でも、すごく変わった遺跡じゃないですか。

 

     こんなに分かりにくいところにあるなんて。 なんだか秘密の隠れ家みたいですよね。

 

     きっと何かありますよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「秘密の隠れ家、か。 言われてみると、そんな感じが確かにするな。

 

     とりあえず、まずは進める限り奥を目指すか。 警戒を怠るなよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「了解です! よーし、やるぞ!」

 

 

('ω') ま、ふつーに探索して終わりましたね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆広場

 

 

 

スレイア 「二人とも、ちょっといいかしら。

 

      今後の予定について相談があるんだけど」

 

 

('ω') なにちょっと恐いじゃない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「予定、ですか。 何か提案でもあるんですか?」

 

 

 

スレイア 「以前、西の森の中にあった遺跡に行ったでしょう。

 

      あそこをもう一度、しっかり調査したいの」

 

 

 

ロジー 「…そういえば、そんなところもありましたね」

 

 

 

エスカ 「急な話ですけど、何かあったんですか?」

 

 

('ω') 西の森…どこだっけな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「色々と論文の構成を考えてるんだけど、もっと具体的な資料が欲しくてね。

 

      あの遺跡には色々と人間の生活跡があったじゃない。 気づかなかった?」

 

 

 

エスカ 「そうなのかなあ。 あんまりよく見てなかったですけど…」

 

 

('ω') ばっか! 怒られっぞ!

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「あなたね…。 何のために調査に行ったの?

 

      錬金術の素材拾いが目的ってわけじゃないでしょ」

 

 

 

エスカ 「そ、そんなわけないですよ! そう、ちゃんと調査に行ってるんです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「まあ、あなたが遺跡でのんびり遊んでたって、別にどうでもいいけど」

 

 

 

ロジー 「でも、あんな所で良いんですか? もっと他にもあるんじゃ…」

 

 

 

スレイア 「さっきも言ったけど、あそこは人々の生活に深く関わっていた場所のような気がするの。

 

      もしかしたら、前時代の生活様式について、新しい知見が得られるかもしれないわ。

 

      まあ、推論の域は出ないけどね。 調べてみて損はないはずよ」

 

 

 

エスカ 「ふーん…。 どんなことがわかるんでしょう」

 

 

 

スレイア 「何言ってるの? 知らない事は考えても仕方ないわ。 分からないから調べるのよ。

 

      そのための現地調査じゃない。 せっかくだし、何かしら収穫があるといいわね」

 

 

 

エスカ 「ご、ごめんなさい…。 でも、その通りですね」

 

 

 

ロジー 「調べてみない事には何も言えないか…。

 

     じゃあ、もう一度行ってみましょうか」

 

 

 

スレイア 「話が早くて助かるわ。 じゃあ、さっそく向かいましょうか」

 

 

('ω') え

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ちょっと待ってください。

 

     一応、班長の許可を取っておかないと…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「ああ、マリオンの許可なら貰ってあるわ。 後は行くだけよ。

 

      あなたたちは、とりあえず相談しておいたってだけだから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「それ、俺たちが断るとか、そういうことまったく考えてないですよね…」

 

 

 

エスカ 「でも、歴史的大発見とか、見つかったら良いですね。 楽しみです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆船着場

 

 

 

ルシル 「あの、おにいちゃん…」

 

 

 

アウィン 「へ? どうしたんだい、ルシルちゃん」

 

 

 

ルシル 「す、すすみません、間違えました! アウィンさん、えっと、その…」

 

 

 

アウィン 「ははは、いきなりだからビックリしたよ。

 

      そんな風に呼ぶのはエスカだけだからね」

 

 

 

ルシル 「は、はい…。 あの、アウィンさんとエスカ先輩って、兄妹なんですか?」

 

 

 

アウィン 「ああ、従兄妹なんだよ。 それに家が近所で、子供の頃からの付き合いだからさ。

 

      いまだにお兄ちゃんって呼ばれるんだよ。 実はちょっとくすぐったいんだけどね」

 

 

 

ルシル 「そうなんですか。 あんまり似てないなって、ずっと思ってたので…」

 

 

 

エスカ 「お兄ちゃーん。 ちょっといい?」

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「って、ルシルもアウィンに用事だったのか?」

 

 

 

ルシル 「大した用じゃないんですけど、エスカ先輩とアウィンさんは兄妹なのかなって、いまさら

 

     気になったんです」

 

 

 

ロジー 「それはまた、ずいぶんいまさらだな」

 

 

 

ルシル 「二人は従兄妹同士だったんですね。 いいなあ。 私、一人っ子だから、お兄ちゃんって

 

     ずっと憧れだったんですよ」

 

 

 

エスカ 「へー。 ルシルちゃんは兄妹がいないんだね」

 

 

 

アウィン 「弟や妹ならともかく、お兄ちゃんは後から簡単にできないからなあ」

 

 

 

ルシル 「あはは、それもそうですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

アウィン 「オレは、一緒に気球を弄ってくれるような弟が、実は欲しかったけどな。

 

      そういう意味では、ロジーが来てくれて、今は結構楽しいよ」

 

 

 

ロジー 「なんだよ、俺まで弟扱いか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「いいじゃないですか。 すごくお似合いですよ」

 

 

 

エスカ 「わたしにとっては、ロジーさんもお兄ちゃんと一緒で、お兄さんみたいな感じです」

 

 

 

アウィン 「…ん? どうしてオレとロジーで、呼び方がちょっとだけ違うんだい?」

 

 

 

エスカ 「へ? いやその、お兄ちゃんはお兄ちゃんだし、ロジーさんはそれより、えっと、

 

     頼りになるというか…」

 

 

 

アウィン 「それって、オレは頼りないってことだよね…」

 

 

 

ロジー 「違う違う。 付き合いが長くて、親しみがあるってことだろ」

 

 

 

エスカ 「そ、そうだよ! 頼りないなんて、全然思ってないから…」

 

 

 

ルシル 「…本当にうらやましいなあ。

 

     あんな風に、気兼ねなく話せる身近な人がいて…。

 

     私なんて、ほとんど家から出られなかったし、身近な人なんて爺やくらいしか…」

 

 

 

('ω') 爺や!

 

 

 

アウィン 「って、ごめんよ、ルシルちゃん。

 

      勝手に盛り上がっちゃって」

 

 

 

ロジー 「どうかしたのか? さっきより元気ないな」

 

 

 

ルシル 「あ、いえ。 なんでもないです…」

 

 

('ω') 家庭の事情ですな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

 

 

 

 

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エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   竜の対策 02:30

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

エスカ 「ロジーさん、本当に竜の巣に行くんですか?」

 

 

 

ロジー 「ああ、他に資材になりそうな金属を手に入れるアテがない以上、やってみるしかない」

 

 

 

エスカ 「大変そうだなあ…。 せめて竜を避けられたらいいんですけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「そういえばレイファー君。

 

     例の品物だけど、何にするかはもう決めたかな?」

 

 

 

レイファー 「…あー、すっかり忘れてた。 参ったな…。

 

       すまないけど、旦那。 これから用意するから、もうちょっと待っててくれねえかい?」

 

 

 

ハリー 「もちろん構わないよ。 お互いこれぞという一品で勝負したいからね」

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー 「今度の ”ドキドキ掘り出し物一本勝負” でも、華麗に勝利を飾ってみせようじゃないか。

 

     ボクはいつでも挑戦を待っているよ。 では、頑張りたまえ。 はっはっは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「ハリーさんと何かするんですか?」

 

 

 

レイファー 「なに、ちょっとした賭けをしててよ。 どうしたもんかなー、と」

 

 

 

ロジー 「賭けって…。 まさかとは思うけど、何か悪いことでもしようって話じゃないよな」

 

 

 

レイファー 「いやいや、別に危ない話じゃないよ。

 

       そこのところ、誤解してもらっちゃ困るぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「旦那と賭けてるのは、ズバリ、どっちの持ってくる物の方が、掘り出し物かって

 

       勝負の話さ」

 

 

 

エスカ 「へえ、なんだか楽しそうですね! わたしも参加してみたいです!」

 

 

 

レイファー 「あー、悪いけどな。 これはお宝探しに情熱をかける者同士の、熱い死闘なわけだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「とはいえ、せっかくだしな。 だったら俺っちにちょっと加勢してくれねえかい?」

 

 

 

ロジー 「加勢? 何か手伝えって言うのか?」

 

 

 

レイファー 「そうそう。 最近は連敗続きだしな。 これで今度こそ、旦那にギャフンといわせられるぜ」

 

 

 

エスカ 「うーん、ちょっと残念ですけど…。 じゃあ、レイファーさんにも協力します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「へへっ、そうこなくっちゃ! 実はまだ勝負に出す掘り出し物を見つけてなくてさ。

 

       遺跡に潜って探してもいいんだけど、錬金術を使った何かが出せても面白いと思う

 

       んだよねえ」

 

 

 

ロジー 「錬金術を使った物か…。 別にいいけど、具体的にはどんなものを出すつもりなんだ?」

 

 

 

レイファー 「特に決めてねえしなあ、別に前時代のものとかじゃなくてもいいんだ。

 

       面白そうだったら何でも良いわけだからな。

 

       適当に考えとくぜ」

 

 

 

エスカ 「そんなに適当で大丈夫なんですか?

 

     もっと作戦を立てた方が良いと思いますけど」

 

 

 

レイファー 「いやー、旦那は今回も自信満々みたいだし。

 

       勝てるか微妙なんだよねえ。

 

       ま、俺っちだってトレジャーハンターだ。 お宝関係で負けるわけにゃいかねえぜ。

 

       そんなわけで、お二人さん。 何を出すか決めたら、また改めて相談するよ」

 

 

 

エスカ 「はい、任せてください!

 

     よーし、頑張ってハリーさんに勝つぞ!」

 

 

 

ロジー 「掘り出し物になるようなものか…。

 

     何があるだろうな」

 

 

('ω') ハリーのお宝はカトラの店のものだったりしてな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆広場

 

 

 

エスカ 「あ、ニオさん。 何やってるの?」

 

 

 

ニオ 「ウィルベルさんを探してるんだけど…。

 

    いつもこの辺りにいるのに、いないなあ」

 

 

 

ロジー 「ふーん。

 

     …なんか良い匂いがするな。 ニオ、何か持ってるのか?」

 

 

 

ニオ 「ああ、クッキーを焼いたんです。

 

    それで、ウィルベルさんにもあげようと思ったんですけど…」

 

 

 

エスカ 「そうなんだ。 良いなあ、わたしもヒマな時に作ろうかな」

 

 

 

ニオ 「それだったら、まだ残ってるのがあるから、ちょっと分けてあげるよ」

 

 

 

エスカ 「本当? ありがとう、ニオさん!」

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ははは、人の分まで食べるんじゃないぞ」

 

 

 

エスカ 「そ、そんなことしませんよ!」

 

 

 

ウィルベル 「やっほー。 何してんの、あんたたち」

 

 

 

 

 

 

 

 

ニオ 「あ、ウィルベルさん。 丁度探してたんです」

 

 

 

ウィルベル 「…良い匂いがするけど、さてはまたお菓子を作ってきたわね!」

 

 

 

ニオ 「あはは、やっぱりわかりますか?

 

    ウィルベルさんにもあげようと思って」

 

 

 

ウィルベル 「あんたも好きねー。 お菓子ばっかり食べて、虫歯になっても知らないわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ウィルベルはまんまり食べないのか、お菓子。

 

     結構好きそうだけど」

 

 

 

ウィルベル 「そりゃ、甘いものは魔法使いの大好物だけどさ。

 

       魔法のお菓子を作ったり、交換したりするのも昔はやってたみたいだし」

 

 

 

エスカ 「へえ、そうなんですか。 なんだか特別な感じでおいしそう…」

 

 

 

ウィルベル 「ふふーん。 魔法使いの作るお菓子って云ったら、ちょっとした値打ち物なのよ。

 

       魔法使いって素性を隠すために、お菓子屋さんをやって生活してる人だっている

 

       くらいなんだから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「ふーん、そっちにもいろんな人がいるんだな。

 

     ウィルベルも作れるのか?」

 

 

 

ウィルベル 「えっ。 そりゃまあ、作れるけどさ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ニオ 「私も一回食べたけど、すっごくおいしかったんですよ。

 

    それでお菓子作りも始めてみたんですけど、ウィルベルさんほど上手にできなくて…」

 

 

 

エスカ 「へー…。 せっかくですし、今度作ってくださいよ、ウィルベルさん」

 

 

 

ウィルベル 「えー…。 用意するのとか、片付けとかが面倒なのよね…」

 

 

 

エスカ 「そんなあ! お菓子作りってmそういう手間を含めて楽しいんじゃないですか!」

 

 

 

ウィルベル 「そう? なんかこう、魔法でバーンって作れたら苦労しないんだけど…」

 

 

('ω') 同感

 

 

 

ウィルベル 「あ、そうだ。 次はそうやって、面倒くさくないお菓子の魔法でも考えてみようかしら」

 

 

 

ニオ 「うーん…。 それって便利だし楽しそうだけど、あんまり夢がないような…」

 

 

 

ウィルベル 「まったく、あんたたちは分かってないわねえ。

 

       どんなものだって、最初に面倒くさいって思った人が頑張って便利にしていったのよ」

 

 

 

ロジー 「うーむ…。 それは一理ある」

 

 

 

ウィルベル 「よーし、次はお菓子の魔法で決定ね。

 

       完成を楽しみにしてなさい!」

 

 

 

エスカ 「はい、楽しみです!

 

     どんなお菓子が出来るんだろう…」

 

 

('ω')ん? どういうことだ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆広場

 

 

 

('ω') お

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「あの、ちょっといいですか?

 

     二人にお聞きしたいことがあるんですけど」

 

 

 

レイファー 「おう。 改まって何だい、エスカちゃん。

 

       おヨメに行きたいってんなら、喜んで相談に乗るぜ」

 

 

 

スレイア 「何を馬鹿なことを…。

 

      それで、どんな話かしら」

 

 

 

ロジー 「実は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「なるほど。 その竜をどうにかして、集めてる金属を手に入れたいといけないのね」

 

 

 

エスカ 「近寄らないように、って言われたんですけど、竜ってそんなに強いんですか?」

 

 

 

スレイア 「知っての通り、恐らく地上で最強の生物でしょうね。

 

      大空を飛び、鉄を溶かすような炎を吐くと聞いてるわ」

 

 

 

レイファー 「まあ、まともにやり合う相手じゃねえな。

 

       普通だったら、出合っちまったが最後、振り切るまで逃げるしかねえ」

 

 

 

ロジー 「だけど、俺たちにはその竜が集めてるっていう金属が必要なんだ」

 

 

 

エスカ 「竜と戦うのを避けて、巣に入ったりすることって出来ないでしょうか」

 

 

 

スレイア 「どうかしら。エサを食べに行ってる間ならなんとかなりそうだけど」

 

 

 

エスカ 「戻ってきて鉢合わせ、ってなったらイヤですよね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイファー 「要は竜を巣から追い払えばいいのか?

 

       それだったら良い手があるぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「本当か? あんまり適当なこと言うなよ?」

 

 

('ω') 信用ない

 

 

 

レイファー 「おいおい、トレジャーハンターをなめんなよ。 ほれ、これだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スレイア 「なるほど、竜避けね。

 

      確かにそれは効果があるかもしれないわ」

 

 

 

エスカ 「それ、なんですか?

 

     なんだか不思議な香りがしますね」

 

 

 

スレイア 「古来から使われているものよ。 猟師の間では、お守りのように扱われているわ」

 

 

 

レイファー 「竜の巣が近くにある時は、こいつを投げ入れて隠れるんだ。

 

       運がよければ、竜がニオイを嫌がって飛んでいくって寸法よ」

 

 

 

ロジー 「なるほど。 それの強烈なやつを作って巣に投げ込めば、竜と鉢合わせしないで

 

     済むかもしれないな」

 

 

 

エスカ 「じゃあ、さっそく試してみましょうか。

 

     レイファーさん、それの作り方って教えてもらえますか?」

 

 

 

レイファー 「おう、いいぜ。 ただし、こいつは竜に見つかっちまうと効果がねえからな」

 

 

 

スレイア 「つかうなら、竜が警戒していない状況で使わないとね」

 

 

 

('ω') なるほど

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「分かりました。 …これで竜と戦わずに済めばいいけどな」

 

 

◎”竜またぎの香り” レシピを手に入れました

 

 

('ω') さっそく錬金術だな

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

 

 

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エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   恋か…? 03:15

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆カトラの店

 

 

 

カトラ 「いかがですかー、ミーチェさん。 お安くしますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「…いや、その。 もう少し見せてください…」

 

 

 

カトラ 「どうぞどうぞ、思う存分に。

 

     …ところでミーチェさん。 最近よく来てくれますよね」

 

 

 

ミーチェ 「えっ!? えっと、そうですね。 はい…」

 

 

 

カトラ 「えへへ…。 常連さんがこうやって増えてくれると、すごく嬉しいです。

 

     お金がちょっと足りなくても、欲しいものがあったら取り置きしておきますから、

 

     何でも言ってくださいね」

 

 

 

ミーチェ 「あ、いえ、別にお金にはそれほど困ってないのですが…」

 

 

 

エスカ 「あ、ミーチェくん。 こんなところで何してるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「な、なな、お二人とも、いつからそこに!?」

 

 

 

ロジー 「今来たところだけど。

 

     ミーチェもこの店に用なのか? 意外と物好きだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カトラ 「失礼ですねえ、ロジーさん。

 

     店主いる前で、他のお客さんのことを物好きだなんて…」

 

 

 

 

ミーチェ 「その通りですよ! 彼女に対して失礼じゃないですか!

 

      こんな場末のお店でも物を売り、懸命に生活している人がいるんです!

 

      それを…」

 

 

 

ロジー 「わ、悪い。 そんなつもりで云ったんじゃないんだが…」

 

 

 

カトラ 「そ、そうですよミーチェさん。

 

     常連さんの中では恒例の挨拶みたいなものなので…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「…はっ! そうなのですか。 ボクとしたことが、つい早とちりを…」

 

 

 

エスカ 「あはは…。 でも、あんまり言いすぎるのもよくないよね」

 

 

 

ミーチェ 「そうですよ。 仮にも、店主と客の間柄なわけですし…

 

      その、交流を深めるにも順序というものがあるのでは…」

 

 

 

エスカ 「そこまでカタくならなくても…。

 

     もっと気楽に付き合えばいいんじゃないかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーチェ 「つつつ、付き合う!? そ、そんな急に…。 こここここ、困ります!」

 

 

◎立ち去っていくミーチェ

 

 

 

 

 

 

 

 

エスカ 「…な、なんだったんだろう」

 

 

 

カトラ 「面白い人ですよね。 でも、あんまり私とおしゃべりしてくれないんですよー」

 

 

 

ロジー 「普段はもっと話が分かるやつなんだけどな…。

 

     それに、あんなに慌てるミーチェなんて初めて見たよ」

 

 

 

エスカ 「ずっと様子がおかしかったですよね。 一体どうしちゃったのかなあ…」

 

 

('ω') 恋ですかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆酒場

 

 

 

デューク 「そうか…。 鉄喰い竜のヤロウ、また巣作りを始めやがったのか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「どうかしましたか、デュークさん。 そんな真剣な顔して…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デューク 「支部の後輩連中から、イヤな噂を聞いちまってよ。

 

      鉄喰い竜って知ってるか? まあ、若い連中は知らないかもしれねえが」

 

 

 

エスカ 「あ! それ、ソールさんが言ってました。

 

     何か問題になってるって」

 

 

 

デューク 「ボウズか…。 となると、ただの噂じゃないみたいだな」

 

 

 

エスカ 「あの、鉄喰い竜って何でしょう。 何なのかまでは知らないんですけど」

 

 

 

デューク 「でっけえ竜だよ。 昔から住んでる奴で、金属を食って食って生きてるんだ」

 

 

 

ロジー 「本当に竜なんですか。 この地方には、まだいるんですね…」

 

 

 

デューク 「そいつは西に巣を作ってって、そこから動くことはまんまりないんだけどな。

 

      産卵の時期になると、そこら中の金属を集めて、巣に溜め込むんだ」

 

 

 

ロジー 「金属を巣に…? 詳しくないですけど、ずいぶん不思議な習性があるんですね」

 

 

 

エスカ 「うわあ、恐いなア…。そんなの全然知らしらで¥sdじぢぎ

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エスカ&ロジーのアトリエ プレイ日記   それはやめとけ 03:16

JUGEMテーマ:アトリエシリーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前回のつづきから

 

  ネタバレです

 

  たまに誤字・脱字します。

 

  それでもご了承の方はお進みください。

 

  レッツ・ファンタジー!

 

 

 

 

 

 

☆広場

 

 

 

レイファー 「んー。 これ、どうすっかねえ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「あれ? こんなところで何してるんですか、レイファーさん」

 

 

 

レイファー 「ああ。 ちょいとばかり珍しいものをもらったんだけど、扱いに困っててさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「あ! それってもしかして、模型のオモチャじゃないですか?」

 

 

 

レイファー 「おっ。 後輩ちゃんは、コイツが何なのか分かるのかい?」

 

 

 

ルシル 「はい! 私、そういう小っちゃいのを集めるのが趣味なんです」

 

 

 

レイファー 「そうかそうか。

 

       だったら、こいつは後輩ちゃんにやるよ。 俺が持ってても仕方ねえしな」

 

 

 

ルシル 「くれるんですか? ありがとうございます! 後で飾っておこっと。

 

     でも、レイファーさんは集めないんですか? すっごく種類が多くて、楽しいですよ」

 

 

 

レイファー 「いやー、俺っちはそういうのはちょっと…。 金がもったいねえよ」

 

 

 

ルシル 「そうですか? 楽しいのに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「どうした? 変わった組み合わせだな」

 

 

 

ルシル 「あ、先輩! 見てください、レイファーさんにもらったんです!」

 

 

 

エスカ 「わあ! 小さくてすっごく可愛いね!これって何?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…模型か。 昔は俺も集めてたな」

 

 

 

エスカ 「模型? 初めて聞きましたけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

ルシル 「普通のオモチャなんですけど、職人さんが一つずつ作ってて、すごく細かいところまで

 

     再現されてるんですよ」

 

 

 

レイファー 「金持ちがよく集めてたから、俺もちょっとは知ってるぜ。

 

       珍しいのは高いんだろ?」

 

 

 

ルシル 「あっ、そういうのはダメですよ。

 

     お金で取引するんじゃなくて、偶然手に入っちゃうのがステキなんです。

 

     エスカ先輩も一緒に集めませんか? 同じやつが当たっちゃったら交換したりして」

 

 

 

エスカ 「あ、それすごく楽しそう…。

 

     じゃあ、私もちょっとだけ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふたり 「それはやめとけ」

 

 

 

エスカ 「えー! ど、どうしてですか?」

 

 

 

レイファー 「いや、その、なあ。

 

       …これ、一個ずつは安いんだけど、集めるとけっこうな勢いで金がふきとぶんだよ」

 

 

 

ロジー 「しかも、一個集めるともう一個欲しくなって。

 

     正直、キリがないんだよな…」

 

 

 

レイファー 「だから、こいつは金持ちの趣味なのさ。

 

       俺らが始めたら一瞬で金が溶けちまうぞ」

 

 

 

ルシル 「あはは、お二人とも大袈裟ですよ。 そんなことないですって。

 

     そうだ、今度私の部屋に遊びに来ませんか?

 

     たくさん集めてますし、お見せしますよ」

 

 

 

エスカ 「本当? じゃあ、今度行ってみようかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふたり 「それはやめとけ」

 

 

 

ルシル 「ど、どうしてですか…。 そこまで言われると悲しいです…」

 

 

 

ロジー 「いや、エスカにそういうのは見せない方がいい。

 

     ハマったら大変だ」

 

 

 

レイファー 「俺っちは、知り合いの金が溶けていくのを、もう見たくねえんだよ…」

 

 

 

エスカ 「あはは…。

 

     こ、恐いからやっぱりやめておこう…」

 

 

 

('ω') そうそう。 ゲームの課金と同じさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆リンゴハウス

 

 

 

ニオ 「そういえば、中央は未踏遺跡のことって、何か調べてたりするんですか?」

 

 

 

ロジー 「重要度の高い遺跡という認識は、前からあったみたいだな。

 

     ここに来る時に渡された資料にも大きく載っていたし」

 

 

 

ニオ 「へえ…。 その資料、ちょっと見てみたいです」

 

 

 

ロジー 「いや、悪いけど、あんまり期待しない方がいいぞ。

 

     未踏遺跡がある、ってだけの話が延々と書いてあるだけだからな。

 

     お世辞にも、いい資料だとは思えなかったよ。 たぶん、つくった奴がいい加減だったんだろ」

 

 

 

ニオ 「そうですか…。 ちょっと残念です。

 

    中央って、色んな情報が集まってる印象があったから、何かあるかなと…」

 

 

 

ロジー 「どうだろう。 この街の方がよっぽど、詳しい資料があるかもしれないな。

 

     色んな地域の情報が集まっているのは間違いないけど、さすがに誰も辿り着いた事の

 

     ない遺跡の情報なんて、集めようがないよ」

 

 

 

ニオ 「はい、やっぱりそこが難しいんです。

 

    私も色々調べたけど、全然役に立ちそうな資料がなくて…。

 

    一応、それらしいものは、なんとなくわかってきたんですけど…」

 

 

 

ロジー 「お、何か新しいことでも判明したのか?」

 

 

 

ニオ 「はい。 この辺りで見つかったっていう古文書があって、ちょっと解読してみたんです」

 

 

 

ロジー 「ニオも古代語が読めるのか。 で、何が書いてあったんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ニオ 「この辺りで、すっごく大きな錬金術の施設があったって書いてあるんです。

 

    その施設はとても大事な研究をしていたけど。 ある日、旅立ってしまったって…」

 

 

 

ロジー 「旅立ったって、施設が?

 

     なんだそれ、意味が分からないな…」

 

 

 

ニオ 「そうなんですよ。 でも、この辺りにそんな大きな遺跡なんてないですよね。

 

    ジェオシスっていう名前みたいなんですけど、丸い形の大きな施設らしいんです。

 

    なにか知りませんか?」

 

 

 

ロジー 「丸い形の大きな施設…。

 

     いや、心当たりがないな」

 

 

 

ニオ 「ですよね…。

 

    でも、前に知り合いの人からもらった記録の中にも、そういう名前がいくつか見つかった

 

    んです。

 

    もしかしたら、それが未踏遺跡のことなんじゃないでしょうか」

 

 

 

ロジー 「なるほど…。 まったく手がかりがないよりはマシだな。

 

     中央に、その施設の資料がないか調べてもらうよ。

 

     もしかしたら、何か関係があるかもしれないからな」

 

 

 

ニオ 「はい、よろしくお願いします! 

 

    よーし、このまま古文書の解読も頑張るぞ!」

 

 

 

ロジー 「ははは、すごい気合いだな。 俺も負けてられないか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆リンゴ園

 

 

 

クローネ 「お待たせしました、ロジー。 絵本の続きが見つかりました」

 

 

 

ロジー 「おっ、見つかりましたか。 続きはどうなってるんですか?」

 

 

 

クローネ 「それが、見つけたのはいいのですが、かなり後半の部分しか発見できませんでした。

 

      大冒険を終えて、はちどりひめが故郷に帰ってくるところです」

 

 

 

ロジー 「そうですか…。 

 

     まあ、古い絵本みたいだし、探すのも大変ですよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローネ 「では、少し早いですが結末を先に読んでしまいますか?」

 

 

 

ロジー 「な、なんか一番損する読み方な気がするな…。

 

     でも、無いんじゃ仕方ないか。 お願いします」

 

 

 

クローネ 「了解しました。 少々お待ちください」

 

 

 

 

 

 

 

 

クローネ 「…それでは、始めます。

 

      ”はちどりひめのだいぼうけん  その9

 

      大冒険を終えて、故郷に帰ってきたはちどりひめ。

 

      果たして、畑を元気にすることはできたのでしょうか”」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローネ 「”帰ってきたはちどりひめは、まちのひとたちにいいました”」

 

 

 

はちどりひめ 「旅に出て、たくさんベンキョウしたわ。 これだけ道具があったら、畑も

 

        きっと元気になるわよ」

 

 

 

クローネ 「はちどりひめは旅のとちゅうでつくったたくさんの道具を使って、畑をたすけようと

 

      しました

 

      でも、なぜか畑はどんどんやせていってしまいます

 

      本でベンキョウしてつくった道具も、あまりこうかがありません

 

      そんなことは、なんでもわかるはちどりひめにとってまじめてのことでした」

 

 

 

はちどりひめ 「どうしてなの? わからない、わたしにはわからないわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローネ 「そこへ、ぼうしの女の子がやってきました

 

      その手には、はちどりひめからもらったジョウロがあります」

 

 

 

ぼうしの女の子 「ごめんなさい、はちどりひめ

 

         わたしにはわからなかったの」

 

 

 

はちどりひめ 「なにがわからなかったの?」

 

 

 

ぼうしの女の子 「はちどりひめがかえってくるまで、ずっとジョウロで水をあげて、畑をはたら

 

         かせてしまったの

 

         だから、畑はとてもくたくた

 

         もうこのジョウロをつかっても、畑はもとどおりにならないわ」

 

 

 

クローネ 「はちどりひめがまちをみわたすと、みんなはちどりひめのジョウロと同じものを

 

      つかっていました

 

      そのとき、はちどりひめはきづいたのです

 

      さいしょに畑に元気がなくなったのは、ちょっとつかれていただけだったのだと

 

      はちどりひめは、ジョウロをつかうのをやめるように言いました

 

      でも、みんなはそれをてばなしません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はちどりひめ 「もうやめて! 畑をやすませてあげて! もうジョウロをつかっちゃだめなの!」

 

 

 

クローネ 「はちどりひめががんばってせつめいしても、みんなジョウロをつかってしまいます

 

      なぜなら、そのジョウロはとてもべんりだったから

 

      もうだれも、ふつうにおやさいがそだてられないのです

 

      はちどりひめは、ひとりでなきだしてしまいました」

 

 

 

はちどりひめ 「とてもかんたんなことなのに、みんなどうしてわかってくれないの?

 

        どうしてなの?

 

        わからない、わたしにはわからないわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

クローネ 「…ここまでです。 いかがでしたか?」

 

 

 

ロジー 「ずいぶん暗い話ですね…。 教訓にしたって、救いが全くないのも変わってます」

 

 

 

クローネ 「やはりそう思いますか。

 

      すみません、絵本の描き方はよく分からなかったので」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「え? 描き方って…」

 

 

 

クローネ 「その絵本は、私が昔、エスカに読ませるために作った物なのです」

 

 

 

ロジー 「あ、クローネさんが描いたんですか。

 

     こんなことも出来るんですね」

 

 

 

クローネ 「何とか出来たというだけで、完成度はあまり高くありませんが」

 

 

 

ロジー 「いやいや、そんなことないですよ。

 

     これって錬金術の話なんですかね。 みんなで使いすぎると畑が疲れる、か。

 

     理屈があってるかはともかく、面白い話だと俺は思いますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローネ 「あらあら、褒めても何も出ませんよ。

 

      エスカも大泣きさせてしまったような絵本ですから。

 

      過去の記録に、少々手を加えただけです。 それほど、技術的に複雑なことは

 

      してません」

 

 

 

ロジー 「ん? 過去の記録って、以前にも似たようなことがあったんですか?」

 

 

 

クローネ 「…いえ、記録が残っていたというだけで、詳細は分かりません。

 

      それでは、仕事に戻りますね。 失礼します」

 

 

 

ロジー 「あ、はい。 わざわざ探してくれてありがとうございました」

 

 

 

 

 

 

 

 

ロジー 「…ただの作り話かと思ってたけど、記録に手を加えただけか。

 

     気になるけど、あんまり話したくなさそうだったよな。 詳しく聞くのはやめておくか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく…

 

 

 

 

| エスカ&ロジーのアトリエ | comments(0) | posted by ゆきち(八方屋匠)
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